犬の『マッサージ』で期待できる効果
犬を飼っている方は、毎日のように愛犬と触れ合っていることでしょう。その際、マッサージを意識して取り入れてみると、より良いコミュニケーションにつながりますし、以下のような効果が期待できます。
- ストレス軽減
- 血行促進による健康維持
- 疲労回復
- ウォーミングアップ効果
- クールダウン効果
マッサージと聞くと、難しいのではと思う方も多いかもしれません。しかし、コツされ押さえれば難しいことはなく、普段のスキンシップと同様に手軽に実践できます。
愛犬もうっとり…犬を喜ばせる『マッサージ方法』5選
普段のスキンシップに気持ちばかり以下のマッサージ方法を意識して取り入れてみましょう。より愛犬の幸福度を高めたり、ストレス軽減につながりますよ!
1.静かで快適な環境を整えて行う
マッサージを行うときは、愛犬がリラックスした状態で受けられるように静かで快適な環境を整えましょう。
例えば、室内でテレビを大音量で流していると、犬は気が散ってしまい集中できません。なるべくテレビの音量を下げ、外の騒音の影響を受けないよう夜間帯に行うなど配慮してください。
2.優しいタッチで丁寧に触れることを意識する
マッサージをするときに力を強く入れてしまうと、犬の体に負担をかけてしまいます。通常のスキンシップでも言えることですが、犬に触れるときは優しく丁寧なタッチを意識してください。
また、ツボを刺激するときも力を入れすぎず、普段の撫で方に少しだけ力を込めるような感覚で行いましょう。
3.犬の「ツボ」を理解する
マッサージといえば「ツボ」の場所を知っておくことが重要です。とはいえ、すべてのツボを把握する必要はありません。スキンシップの際に手軽にできるツボの場所を把握するだけで十分です。
- 背筋
- 首(肩)
- 耳の付け根の後ろ
- 足の付け根
- お腹
- 尻尾の付け根
この6つを押さえて、スキンシップの際に重点的にほぐしてあげましょう。
4.ツボを円を描くように撫でる
ツボを刺激するようにマッサージする場合は、ツボのある箇所を円を描くようにクルクルと優しく撫でます。人差し指と中指の2本を使って行うとちょうど良い指圧になるでしょう。
ただし、お腹や背中などの広い場所は、手のひらを使って行います。お腹はクルクルと円を描くように大きくゆったりと、背中は首からしっぽにかけてゆっくり丁寧に撫でてあげてください。
背中を撫でるときは、途中で何度か背骨を軽くつまむようにして揉みほぐしてあげる方法も効果的です。
5.毛の流れに沿って撫でる
先ほど背中は首からしっぽにかけて撫でるようにマッサージするという話がありました。このように撫でてマッサージする場合は、毛の流れに沿って手を動かしてください。
毛の流れに逆らうように手を動かしてしまうと、毛が逆立ってしまい、犬自身も不快感や違和感を覚えてしまいます。
また、ブラシを使って毛の流れに沿ってブラッシングする方法も、良い刺激を与えてあげられるのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。マッサージは人間と同様に犬にも喜んでもらえるコミュニケーション術の1つです。特別難しいことはないので、普段のスキンシップに取り入れて積極的に行いましょう。