犬がおもちゃをくわえて持ってくる「4つの心理」
あなたの愛犬は、『おもちゃ』をくわえて持ってくることはありませんか?
おもちゃを持ってアピールしてくる愛犬の姿を見ると、「遊びたいのかな」と思いますよね。
しかし、犬がおもちゃを持ってくる理由はそれだけではありません。犬がおもちゃを人に持ってくるのには、遊びたい以外にもいくつかの理由があります。
今回は、おもちゃをくわえて持ってくる犬の心理をご紹介しますので、愛犬に当てはまりそうなものがあるかチェックしてみてくださいね。
1.遊んで欲しい
犬はおもちゃをくわえて持ってくる時、あなたに「遊んで欲しい」と思っていることが多いです。
愛犬がおもちゃを持ってきて遊びたそうにしていたら、「引っ張りっこ遊び」やおもちゃを投げて「取ってこい遊び」などをしてあげると良いでしょう。
2.注目を浴びて褒めてもらいたい
犬は褒めてもらいたかったり、注目を浴びたいと思っている時にも、おもちゃをくわえて持ってくることがあります。
過去におもちゃを持っていった時に飼い主から褒めてもらった経験がある犬ほど、この行動を取ることが多いです。「おもちゃを持っていけば褒められて構ってもらえる」と犬はよく知っているのでしょう。
3.飼い主を慰めたい
あなたが落ち込んでいる時に、犬がおもちゃをくわえて持ってきたことはありませんか?
「遊ぶ気分じゃないのに、空気を読んでよ…」と思うかもしれませんが、実は犬のこういった行動は飼い主を慰めたいという気持ちでしていることが多いです。
犬は人の感情をよく感じとるため、飼い主が悲しんでいるのを見ると「元気になってもらいたい」と考えます。そして「おもちゃで遊んだ時、ご主人は楽しそうだった」と思い出し、おちゃを持って行って飼い主に笑顔になってもらおうとするのです。
一見すると天然な行動に思えますが、犬の優しさからくる健気な行動だということを知っておきましょう。
4.プレゼントしたい
犬はおもちゃを「プレゼントしてあげる!」という気持ちで持ってきてくれることもあります。
おもちゃをプレゼントしてくるのは、人間好きな犬に多く、お客さんや飼い主の友人を見ると親愛の気持ちから「これどうぞ!」とお気に入りのオモチャを渡してくれるのです。
犬がおもちゃを持ってきたときの正しい対応の仕方
犬がおもちゃを持ってきたら遊んであげたり、「ありがとう」とお礼を言って受け取ってあげると良いでしょう。そうすれば犬はとても喜んでくれるはずです。
ただし、遊んで欲しいという犬の要求に毎回応えていると、犬がワガママになる恐れがあるので、忙しくて手が離せない時には「後でね」などと断ってもOK。
飼い主が主導権を握ることで、犬は我慢することを覚えるようになります。我慢させた後、時間が出来たらたくさん遊んであげるようにしましょう。
まとめ
犬がおもちゃをくわえて持ってくるのには様々な理由がありますが、どんな心理の場合でも、「おもちゃを持ってくる=犬はあなたのことが好き」だと考えて良いでしょう。
犬は苦手な相手におもちゃを自分から持ってくることはありませんから、おもちゃをくわえて来たその犬に、あなたは好かれていると思ってください。
犬の気持ちに応えて持ってきたおもちゃで一緒に遊んであげれば、犬はきっと大喜びしてくれるはずですよ。