犬に『散歩を楽しんでもらう』方法4つ 気軽に取り入れることができる工夫とは?

犬に『散歩を楽しんでもらう』方法4つ 気軽に取り入れることができる工夫とは?

毎日の散歩を愛犬にできるだけ楽しんで欲しい,と思う飼い主さんは少なくないでしょう。この記事では、犬の散歩で気軽に取り入れられるアイデアを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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1.散歩コースを日替わりにする

草の中を歩く犬

愛犬とは毎日散歩に行くこともあり、ルーティン化していて基本的にいつも同じコースを歩いているという人が多いと思います。もちろん、同じ散歩コースを歩くことにもメリットはありますし、安全に歩けるコースがそこしかないということもあるでしょう。

しかし、可能であれば散歩コースをいくつか用意し、その日によって変えて歩くと犬は新鮮な気持ちで散歩を楽しめるでしょう。マンネリ化した散歩は、運動にはなりますが、精神的な刺激としてはやや少なく、若く活力あふれている犬にとっては退屈かもしれません。

自宅からの散歩なので、大きな変化はつけられないと飼い主さんは思うかもしれませんが、歩く路地を一本変えるだけでも、犬にとっては新鮮な景色が見られるのです。また、立ち寄る公園を変えたり、曲がる角をひとつ先にしたりするだけでも変化があると感じられます。

さらに、時間に余裕がある日は、いつもより少し遠くまで足を伸ばして行ったことのない公園を探してみたり、車でハイキングや水遊びに出かけたりして思いきり楽しませてあげてください。

2.歩き方に変化をつける

子犬の散歩

愛犬との散歩でコースを毎回変えるのがむずかしいという場合は、歩き方に変化をつけることを意識してみてください。

歩くスピードを時々変えて、わざとゆっくり歩いたり小走りしたりして犬をワクワクさせましょう。体力があり好奇心旺盛な犬であれば、不規則に動く飼い主さんを見て「次はどうする?」と楽しんでくれることでしょう。

また、飼い主さん主導で動くことは、しつけにおいても様々なメリットがあります。飼い主さんの動きに注目するようになり、引っ張りや無駄吠えなど外での問題が減る傾向があります。

さらに、同じ散歩コースを歩く場合でも、時々逆方向に歩くようにすると、犬にとっては新鮮なコースに感じられます。歩いている場所は同じでも、見ている方向が違うだけで、また新しい景色に感じられるのです。

そうした小さな工夫は忙しい毎日のなかでも取り入れられると思うので、ぜひ意識してみてください。

3.犬の自由時間をつくる

においかぎをする柴犬

愛犬との散歩では、犬に運動をさせるために数十分間歩き続け、公園や草むらなどで排泄をして帰るといった形が多く見られます。確かに犬の散歩としては、それでも十分だと思いますが、飼い主さんのペースでひたすら歩き続けるだけの散歩では退屈さを感じてしまうこともあるでしょう。

犬がより一層楽しく散歩できるように、犬にとってのお楽しみ=自由時間を作ってあげてみてください。ただ漫然と歩くのではなく、公園や草むらなど少し広い場所についたら、犬が好きに過ごす時間を作ってあげるのです。

もちろんリードを持って飼い主さんはそばにいますが、行き先ややることを決める権利を愛犬に委ねましょう。その場に佇んで風を感じてもよし、地面のにおいを嗅ぎまくって情報収集するもよし、他の犬にあいさつをしに行くもよし…、愛犬がしたいことをする時間を設けることで散歩はより充実したものになります。

4.歩きながら頻繁に声かけをする

目を合わせて歩く犬と女性

愛犬の散歩をしているとき、みなさんはアイコンタクトや声掛けをしていますか?

外では恥ずかしくて犬に話しかけられないという人もいますし、歩きながらスマホを見ている飼い主さんを見かけることもあります。そのように、犬と並んで黙々と歩いている人は多いと思いますが、できれば時折愛犬と目を合わせたり、話しかけてあげたりすることをおすすめします。

犬にとって散歩で外に出る時間はとても楽しみなもので、そこで見たものや聞いたものに大きな刺激を受けます。心が動いたときに、それを飼い主さんと共有したいと感じる犬もいますし、気持ちを理解してくれた飼い主さんにより深い信頼を寄せることも十分考えられます。

そのため、「今日は天気がいいね」「楽しいね」「猫がいるね」など話しかけながら歩いたり、信号待ちをするときにおすわりをさせて待たせてほめたり、コミュニケーションを取ることを心がけてください。

まとめ

笑顔で散歩をするフレブル

犬にとって散歩は1日のなかでも特に楽しみな時間ということが多いと思います。外では、景色を見てにおいを嗅ぎ、風を感じ、人や犬に会い、鳥や虫を見つける…そうした様々な刺激を受けられます。

散歩は「犬の運動のために飼い主さんが連れて行く」というだけでなく、犬と飼い主さんが一緒に楽しむものになるよう意識しましょう。

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