犬が「友達だと思っている人」にする行動
犬はしつけやお世話をしてくれる飼い主のことを、自分の「親」や「家族」、「仲間」だと思っているといわれています。
一方で、飼い主のお子さんなど普段しつけをしない家族のことや、時々家に遊びに来る人など、「主従関係にはないけれど仲が良い人」のことは、「友達」のような存在だと思う場合があるようです。
今回は、犬が「友達だと思っている人」にする行動をご紹介しますので、身の回りにいる犬に当てはまるかどうか、チェックしてみてくださいね。
1.遊びに誘ってくる
あなたのことを遊び相手や仲の良い友達だと思っている犬は、顔を合わせるたびにオモチャを持ってきたり、「追いかけっこをしよう」と誘ってくることでしょう。
犬にとって、あなたはいつでも楽しく遊んでくれる相手であるはず。誘われたら、たくさん遊んで犬の気持ちに応えてあげてくださいね。
2.お尻をくっつけてくる
犬があなたにお尻をピタリとくっつけてきたら、友達だと思われている可能性が高いでしょう。
犬にとってお尻は、敵から狙われると防御しづらい急所の部分です。そのお尻をくっつけてくるということは、犬があなたを信頼しているという証拠。
お尻をくっつける行為は警戒している相手にはしませんから、犬はあなたを信頼できる友人だと思っていると考えられます。
3.顔や手を舐めてくる
犬は友達だと思っている人の顔や手をペロペロと舐めてくることがあります。この行動は、犬からの親愛の気持ちをあらわすサインであり、犬はあなたのことを「大好きな友達」だと思ってるはずです。犬に舐められたら、優しく撫でてあげましょう。
ただし、過度のスキンシップは感染症のリスクがあるので、口や鼻など粘膜の部分は舐めさせないように注意し、舐められた部分はキレイに洗うようにしてくださいね。
4.ジッと目を見つめてくる
犬が相手の目をジッと見つめるのは「威嚇のサイン」だといわれています。しかし、すでに交流があり、信頼関係が築けている人が相手なら、目をジッと見る行為は「大好き」のサインであることがほとんどです。
犬は友達だと思っている人の目を見つめて、「楽しいね」「大好きだよ」と伝えてくれています。犬があなたを見つめているのに気づいたら、「同じ気持ちだよ」と優しく声をかけて撫でてあげましょう。
犬ともっと打ち解けるためにできること
あなたに「今よりももっと仲良くなりたいな」と思っている犬がいるなら、積極的に犬が喜ぶ行動をしましょう。
犬が喜ぶのは、次のような行動です。
- おやつを与える
- 一緒に遊ぶ
- 撫でる、マッサージをする
犬は構ってくれる優しい人が大好きですから、笑顔で明るく、かつ穏やかに話しかけ、撫でたり遊んであげると効果は抜群です。
ただし、構いすぎたり、大声を出す、頭を上から撫でるなど、犬が嫌がる行動を取ってしまうと好感度はみるみる下がってしまいますので、犬が喜ぶ行動だけでなく嫌がる行動も勉強してから接するようにしましょう。
たくさん喜ばせることができれば、あなたも犬と大親友になれるかもしれませんよ。
まとめ
今回は、犬が「友達だと思っている人」にする行動についてご紹介しました。
愛犬に該当するものはありましたでしょうか。また、もしも今よりもっと愛犬と仲良くなりたい場合は、ぜひ今回の記事を参考に行動してみてください。
愛犬の感情を理解し、相手の求めるように対応してあげることができれば、きっと今よりもっと打ち解けることができるかもしれませんね。