犬が飼い主を散歩に誘っているときにする行動
1.飼い主を見つめながら伸びをする
犬が飼い主を見つめながら伸びをするのは、散歩に誘っているときにする行動です。
「散歩に行く準備をしていますよ」「準備運動ができましたよ」と、アピールしているのでしょう。“飼い主を見つめながら”というのが最大のアピールポイントです。
そんな風に可愛く誘われたら…乗ってしまいますよね。
2.こっちだよと玄関に誘導する
犬が少し進んでは振り向いて飼い主を見つめます。また少し進んでは振り向いて飼い主を見つめ、「こっちだよ」と玄関に誘導するのは、散歩に誘っているときにする行動です。
愛犬が進みながら振り向いて見つめれば、どうしたの?そっちに何かあるの?と確かめに行ってしまいますよね。そして、まんまと玄関まで誘導されてしまうのです。
3.わざと声を出して何度もあくびをする
犬が「あーあ…」「あーうっ」と、わざと声を出して何度もあくびをするのは、散歩に誘っているときにする行動です。
暇だな、退屈だな、という気持ちも含まれているかもしれません。そんなとき、「散歩行く?」と声をかければ、飛び跳ねて大喜びするのではないでしょうか。
犬もおとなになれば、おもちゃへの興味が薄れてきます。おもちゃでは、暇や退屈をしのげないことがあります。そんなとき、飼い主を散歩に誘いたいのです。
4.玄関に下りて待つ
犬が玄関に下りて待つのは、散歩に誘っているときにする行動です。
帰宅した家族が玄関を開けたとき、思わず飛び出してしまうかもしれません。玄関に下りてしまわないための対策をしておきましょう。
玄関で散歩待ちしていることに気づいてもらえず、そのまま玄関でふて寝してしまう犬もいるようです。玄関は常に掃除をし、清潔にしておきたいですね。
犬が散歩をする理由とは
犬が散歩をすることには、様々な大切な理由があります。よく知られているのが、体の健康を守るために運動不足を解消すること、心の健康を守るためにストレスを発散することです。
他には、飼い主や家族や同居する犬以外の他人や他犬とのコミュニケーションやスキンシップをすることも、犬が散歩をする理由です。
そして、声や音やニオイに刺激を受け、社会性を身につけることも、犬が散歩をする大切な理由のひとつで、愛犬と飼い主の暮らしを豊かに快適にするために必要不可欠なことです。
散歩をするということは、「犬らしい行動」のひとつです。十分な散歩をすることを与えられていない犬は、犬らしい行動を制限されていることと同じで、自由を奪われているとも言えます。
愛犬が飼い主を散歩に誘うのはなぜか、よく考えてみる必要がある場合もあるでしょう。
ちなみに、小型犬には1回15分~30分程度、中型犬であれば1回30分以上、大型犬であれば1回30分~1時間程度の散歩を毎日、1日2回行うことが理想的です。
かなり個体差があるため、あくまでも体の大きさに合わせた目安です。年齢や健康状態も考慮する必要があります。気温や湿度によって、運動量が変化することもあるでしょう。
超小型犬でも体力があり運動好きな犬もいますし、大型犬でも運動を好まない犬もいます。気温や湿度によって、運動量が変化することもあるでしょう。
まとめ
犬が飼い主を散歩に誘っているときにする行動を4つ解説しました。
- 飼い主を見つめながら伸びをする
- こっちだよと玄関に誘導する
- わざと声を出して何度もあくびをする
- 玄関に下りて待つ
1日の大半を自宅の室内で過ごす犬にとって、散歩の時間が唯一、運動できる時間だということがあると思います。
ごはんよりも、おやつよりも、何よりも散歩を楽しみにしている犬もいるでしょう。
犬には飼い主の都合は理解できません。それでも飼い主には都合があります。散歩の時間が短くなってもいいので、なるべく毎日の習慣にしてあげましょう。