「犬用グッズ」を正しく使えていますか?
犬用グッズは、正しく使用しなければ、思わぬ事故や怪我が起こる可能性があります。
NGな使用方法だとは知らず、間違った使い方をしていることがあるかもしれません。今お使いの犬用グッズの正しい使用方法を改めて確認してみましょう。
犬用グッズのNGな使用方法を解説しますので、もしもこのような使い方をされている場合には、今すぐやめましょう。
「犬用グッズ」のNGな使用方法
「犬用グッズ」と呼ばれるものには様々なものがあります。しかし、それらは全ての犬にピッタリなグッズばかりではありません。
愛犬の成長に合わせたり、ご家庭の環境に合わせて必要なものも変わってきます。
そこで今回は、「犬用グッズ」のNGな使用方法について確認します。気付かないうちに間違った使い方をしているかもしれません。
1.壊れたままクレートを使う
取っ手が外れやすかったり、扉が閉まりにくかったりなど、壊れたままクレートを使うことは、犬用グッズのNGな使用方法です。
以前、ガムテープで補強されたクレートに犬が入っているのを見かけて、唖然としてしまったことがありました。
取っ手が壊れていると、手元からクレートを落下させてしまうことがあります。犬にも大きな衝撃が加わります。大怪我を負ってしまうかもしれません。
扉が壊れていると、勝手に開いてしまい、犬が脱走してしまうことがあります。迷子や交通事故に遭ってしまうかもしれません。
2.ケージに閉じ込めて反省をさせる
犬がイタズラや粗相をしたとき、「そこに入ってなさい!」と、ケージに閉じ込めて反省をさせることは、犬用グッズのNGな使用方法です。
ケージは、犬にとって安心できる場所であるべきです。不安を感じたらケージに入って落ち着こう、恐怖を感じたらケージに入って安全を確かめよう、などと感じられる場所でなければなりません。
ケージは犬の反省部屋ではありません。閉じ込められて不安や恐怖を感じる場所になってしまってはならないのです。
3.使い古して壊れはじめたおもちゃで遊ばせる
プラスチック製など、ヒビの入ったおもちゃで遊ばせることは、犬用グッズのNGな使用方法です。
ヒビの入ったおもちゃは壊れやすく、割れた破片が犬の口の中を傷つけたり、破片を犬が飲み込んだりする恐れがあります。
犬が遊ぶ前に安全チェックを行い、ヒビの入ったおもちゃは処分しましょう。
同様に、ロープおもちゃは、ほつれやすいです。ほつれたままで遊ばせることは、犬用グッズのNGな使用方法です。ほつれた糸を犬が飲み込んでしまう恐れがあります。
ロープおもちゃにほつれがあるときは、ほつれた糸を切ってしまいましょう。犬が遊ぶ度にほつれてしまうときは買い替えどきです。
まとめ
「犬用グッズ」のNGな使用方法を解説しました。
- 壊れたままクレートを使う
- ケージに閉じ込めて反省をさせる
- 使い古して壊れはじめたおもちゃで遊ばせる
犬用グッズは、犬にも飼い主にも安全に作られていることが大前提です。しかし、間違った使い方をすると、犬の命を奪ったり、飼い主が大怪我を負ったりすることがあります。
犬用グッズは、流行っているから・可愛いから・オシャレだからという理由だけで選んでしまうと、思わぬタイミングで事故が起こってしまうことも。
なぜ愛犬に与える必要があるのか、なぜ使用する必要があるのかをきちんと考え、使用する目的・グッズの大きさや強度などを重視して選び、正しい使用方法で使うことが大切です。