犬が喜ぶ「散歩の仕方」とは
散歩は犬にとって欠かせないお世話のひとつです。どうせなら、おもいきり愛犬を喜ばせてあげられるような散歩にしてあげたいですよね。
そこで今回は、犬が喜ぶ「散歩の仕方」をご紹介します。「愛犬を喜ばせたいけれど、どんな散歩をすれば良いのかわからない」という飼い主さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
1.散歩のコースを変える
犬の散歩は毎日同じコースを歩くのではなく、時々違うコースを歩くのがオススメです。
毎日同じ散歩コースでは得られる刺激が少なく、犬が退屈してしまいます。複数のコースを決めておき、ランダムで歩くようにすると良いでしょう。
家の近くに歩きやすそうな散歩コースがあまり無いという方は、いつものコースを逆回りしてみるだけでも大丈夫 です。
2.おやつタイムをもうける
散歩の途中で「おやつタイム」を取るのも犬が喜びます。
公園のベンチなどに座って持参したおやつを与え、景色や道行く人を眺めて休憩を取れば、愛犬も喜んでくれるはずですよ。
3.犬とコミュニケーションを取りながら歩く
散歩の時はアイコンタクトを取ったり話しかけたりして、愛犬とコミュニケーションをしながら歩くことを意識してください。
飼い主が犬に構わず黙々と歩いたり、スマホを見ながら歩くと犬は寂しい思いをしてしまいます。
時々声をかけながら散歩することで、犬は「ご主人と歩くと楽しい!」と喜んでくれるでしょう。愛犬に注意を払いながら歩くことは、拾い食いなどの防止にも繋がります。
4.地面のニオイを嗅がせてあげる
散歩で犬を楽しませるためには、地面のニオイを嗅ぐ「クン活」をさせてあげましょう。
「ニオイを嗅ぐ」行為は他の犬の情報を集めるだけでなく、犬の本能的な欲求が満たされストレス発散に繋がります。
「地面のニオイを嗅がせるのは拾い食いや他の犬のおしっこが心配」という場合は、飼い主さんがOKを出した場所でだけ、ニオイを嗅がせるようにあらかじめ訓練しておくと安心です。
5.犬友達と一緒に散歩する
愛犬に仲良しの犬がいるなら、誘い合って一緒にお散歩に行くのも良いでしょう。
仲良しの犬友達と一緒なら犬同士のコミュニケーションが取れて刺激になりますし、飼い主も情報交換ができて楽しいはずです。
ただし、相性の悪い犬や散歩のペースが異なる犬との散歩はストレスになることがありますので、避けたほうが良いでしょう。
犬にとっての『散歩』の必要性
犬のお世話のひとつとして欠かせない「散歩」。頭では理解していても、さまざまな事情等でお散歩に連れ出すことが億劫になったり難しかったりすることも。悪天候のときなどは猶更ですよね。
「どうして犬は散歩に連れて行かないとダメなの?」「家の中で遊ばせるだけじゃダメ?」と思う方もいるかもしれませんが、犬の散歩には次のような効果があります。
- 運動不足の解消
- ストレスの発散
- 飼い主とのコミュニケーション
- 社会化
犬達は家の中にずっといるとストレスがたまってしまう為、体を動かして刺激を得るために外で歩かせることが必要です。
また、犬の心身の健康のためには、「ただ歩かせる」だけでなく、「犬が楽しめる散歩をする」ことも大切。飼い主は愛犬が退屈しないように、楽しい散歩を心がけなくてはいけません。
毎日同じように散歩に行かせるのは大変な場合もあるかもしれませんが、愛犬にとっての必要性を正しく理解できれば、お互いにとって最適な散歩の仕方にできる工夫が生まれるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、犬が喜ぶ「散歩の仕方」をご紹介しました。
散歩をする時は愛犬の様子を伺い、楽しそうにしているか確認してみてください。生き生きとした表情で歩いていたり、地面のニオイを熱心に嗅いでいるなら、きっと犬は散歩を楽しんでくれていることでしょう。
逆に犬が無表情でトボトボ歩いていたり、歩きたがらない場合は、散歩に何か不満があるのかもしれません。
「愛犬が散歩を楽しめていないかも」と思った飼い主さんは、ぜひこの記事を参考に楽しい散歩方法を実践してみてくださいね。