犬はどのようなことに幸せを感じるの?
愛犬には毎日幸せを感じてもらいたい、と考える飼い主さんは多いと思います。しかし、犬がどのようなことに幸せを感じるのかわからず、何をしてあげるべきか悩んでいる方も少なくないでしょう。
一般的に犬は、家族や飼い主と楽しい時間を過ごすことや良い刺激を受けて楽しむこと、美味しいご飯を食べることに幸せを感じると言われています。
反対に犬としての欲求を過度に抑え込んでしまったり、生活環境が悪かったり、家族と触れ合う時間が取れずに寂しい思いをしてしまうと、幸福度が大きく下がってしまうので注意しましょう。
犬に『幸せを感じてもらう』ために飼い主ができること
では、具体的に飼い主のどのような行動に犬は幸せを感じるのでしょうか。ここでは犬に『幸せを感じてもらう』ために飼い主ができることを紹介します。
1.日常的に褒めてあげる
まずは日常的に褒めることを意識してみてください。例えば、遊びの中に簡単なコマンドトレーニングを入れて褒める機会を作ったり、ちょっとした愛犬の動きに「かわいいね」「すごい」と褒め言葉をかけてあげても良いでしょう。
犬は信頼している相手に褒められることで幸福度が上がることがわかっています。そのため、褒める頻度が高いほど、愛犬が幸せを感じやすくなるのです。
2.愛犬と向き合う時間を設けてコミュニケーションをとる
日中は仕事で忙しいという人も、毎日帰宅後に必ず愛犬と向き合う時間を作ってあげましょう。短時間でも「自分と向き合ってくれている」と実感するだけで、犬の心は満たされます。
コミュニケーション方法には、おもちゃを使った遊びや簡単なトレーニング、スキンシップ、おしゃべり(声かけ)、散歩などがあります。愛犬が好む遊びやコミュニケーション方法で楽しい時間を共有しましょう。
3.犬の本能を刺激する遊びを行う
犬は飼い主と一緒に遊ぶことが大好きです。ただ遊ぶだけでももちろん幸せを感じることはできますが、犬の本能を刺激するような遊びを取り入れることで、より「楽しい」と感じてもらいやすくなります。
例えば、縄を引っ張ったりボールを追いかけて取りに行ったりする遊びは、狩猟本能を刺激します。また、匂いを頼りにおやつ探しするときは嗅覚を使うので本能を刺激し、楽しいだけでなく脳の活性化にも良いでしょう。
4.犬が快適に過ごせる環境を整える
日常的に幸せを感じてもらうために忘れてはいけないポイントが、愛犬が過ごす生活環境を快適な状態に整えることです。
適切な室温や寝床の位置、部屋の明るさや安全な環境など、快適に安心して過ごせる環境を意識することで、より愛犬のストレス度が下がり幸せを感じやすくなります。
5.ボディランゲージから要求に応えてあげる
犬は飼い主と意思疎通する際、ボディランゲージと言われる仕草や行動を見せています。仕草や行動から愛犬の伝えたいことを汲み取ってあげることで、よりコミュニケーションがスムーズになるでしょう。
また、ボディランゲージによっては「甘えたい」「かまってほしい」などの要求もあります。このように愛犬の要望に合った適切な対応をとることで、「飼い主は自分のことを理解してくれている」と幸福感につながりやすくなります。
まとめ
いかがでしたか。犬は飼い主と過ごす時間の中で、「楽しい」「嬉しい」「安心する」といった感情によって幸福感を覚えます。今回紹介した飼い主が愛犬に幸せを感じてもらうためにできることを参考に、より愛犬が幸せな暮らしを送れるよう心がけてみましょう。