️わんこがパニックになっているときの行動
1.慌てて姿を隠す
それまで普通にしていたのに、慌ててソファやベッドの下に潜り込んだり、ハウスの中に逃げ込んだりして姿を隠そうとするのは、パニックを起こしている証拠です。
恐怖を覚えて「とにかくどこかに隠れて身を守らなければ」と行動しているのです。パニック度合いが強いと、文字通り、頭隠して尻隠さずの状態になっていることもあるでしょう。いわゆる緊急避難の状態です。
2.うろうろと所在なく動き回る
どこかにサッと隠れる行動とは反対に、「どこに隠れればいいのかわからない」といった様子でうろうろと所在なく歩き回るパターンもあります。
これは特に雷や花火の炸裂音といったパニックの原因が、自力あるいは飼い主さんの力ではどうすることもできず、時が過ぎるのを待つしかない場合によく見られます。「とにかくここではない安全などこかに行きたい」と願うあまりの行動です。
3.ピーピーと頼りない声で鳴く
身を隠しながら、あるいは所在なくうろつきながら、ピーピーと頼りない声で鳴いているのもパニックのときに見られる特徴的な仕草です。
ピーピー、キュンキュンと子犬をまねた頼りない声を出すことで、「自分は小さくて弱い存在だよ。守ってほしいよ」と飼い主さんの母性本能に訴えかけているのです。
4.体を震わせる
寒くないのにブルブルと体を震わせるのも、パニックに陥って恐怖を感じている証拠です。自分ではどうしたらいいかわからない、どうにもできない状況に陥ってひたすら不安に襲われているのです。
️わんこを落ち着かせるには
1.いつも通りの態度を心がける
かわいい愛犬がパニックに陥っていつもと違う行動をとっていると、びっくりして心配するあまり「どうしよう!」と自分もパニックになってしまう飼い主さんがいます。
ですが、それでは愛犬のパニックに拍車をかけるだけ。愛犬がパニックになっているときこそ、飼い主さんは落ち着いていつも通りの態度を心がけるべきです。
するとわんこも「あれ?飼い主さんがいつも通りにしてるってことは、もしかして今は何も不安にならなくていい状況なのかも」と気づく場合があります。飼い主さんはどーんと構えて、頼れる存在であっておきたいものです。
2.わんこの不安な気持ちにそっと寄り添う
愛犬がパニックを起こしているとき、パニックを鎮めようとして愛犬を押さえつけたり、追いかけ回すのは逆効果です。
愛犬のパニックをあまり深追いせず、もしも愛犬側から寄ってくるようなことがあればそっと寄り添ってあげましょう。信頼できる飼い主さんの体温と匂いでわんこは安心することができます。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?わんこがパニックを起こしてしまう原因はさまざまですが、パニックに陥っている場合は我を忘れている場合がありますので、対応方法を間違えると咬傷事故に発展したり、脱走のきっかけになってしまうこともあるので注意が必要です。
愛犬を安心させる最後の砦となれるよう、飼い主である私たちがしっかりし愛犬を守れる存在でいなくてはなりません。