褒められると犬の幸福度は上昇することが判明
犬は飼い主や家族に褒められると幸福度が上がり、ストレスが軽減されることが研究によって判明しています。
また、褒められることで取り組む姿勢に積極性が出たり、自己肯定感が上がることでストレスが軽減され、問題行動の解消につながるケースも多いです。
このように、犬を褒めることでさまざまなメリットにつながるので、特別なことでなくても日常の些細な行動を褒めてあげましょう。
犬を褒める最適なタイミングは?
犬を褒めるときは必ず褒められるようなことをした瞬間、あるいは直後に褒めてあげましょう。時間が経ってしまうと何に誉められているのかわからず、犬を困惑させてしまいます。
「これに対して褒められたんだ」と犬が自分で理解し、喜びを感じられるように、わかりやすいタイミングで伝えてあげることが重要です。
積極的に使おう!犬を喜ばせる『褒め言葉』5選
では、愛犬を褒めるときはどのような言葉を選ぶべきなのでしょうか。大前提として、短く伝わりやすい言葉で褒めることが大切です。ここでは、具体的なおすすめの『褒め言葉』を紹介します。
1.「すごいね」
愛犬が何か達成した時あるいは成功した時など、わかりやすく「すごいね!」「すごい!」と簡潔に褒めてあげましょう。
長々とすごさを伝えても、犬は言葉を理解する能力が人間ほど備わっていないため、褒められたと理解できずに終わってしまいます。
2.「いい子だね」
日常的に特別なことをしなくても、些細な行動に「いい子だね」「いい子」と褒め言葉を使ってあげることで、愛犬の幸福度を上げることができます。
日常の中で頻繁に褒め言葉を使うことで、犬は飼い主がきちんと自分を見てくれていることを実感できますし、愛情を注がれていると感じることができます。
3.「かわいい」
日常的に「かわいいね」と愛犬に伝えている人は多いでしょう。飼い主が「かわいいね」と伝えている時の表情は、とても柔らかく慈愛に満ちていることが多いです。
犬も飼い主の柔らかい表情から愛情を注がれていることがわかるので、「かわいい」という言葉を愛情表現や褒め言葉の1つとして理解しているケースが多いです。
4.「えらいね」
「えらいね」という褒め言葉も短くはっきりと言葉に出しやすいため、犬も聞き取りやすく「褒められた」と実感しやすいです。
トレーニング中やどうしても何かを我慢しなければいけない時に我慢できた時など、「えらいね」と褒めてあげると幸福度が上がり、ストレス軽減にもつながります。
5.愛犬の名前も積極的に取り入れて
犬を褒めるときは、愛犬の名前も積極的に取り入れてください。例えば、「〇〇、えらいね」と言った具合に取り入れましょう。
犬は『名前』という概念はありません。そのため嬉しい時に名前を呼べば、名前を呼ばれる度に嬉しい気持ちになり、普段から「褒められた」「嬉しい」というポジティブな感情を抱きやすくなります。
反対に名前をネガティブな場面で使いすぎてしまうと、名前に対して嫌な印象を抱いてしまう恐れがあります。なるべく叱る場面などでは名前を呼ばないよう気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬を褒めるときは、犬に伝わりやすいよう短く簡潔な言葉で褒めてあげてください。また同時に名前を呼んであげると、名前に対してポジティブな感情が芽生えやすいので、日常的に幸福度上昇につながります。