犬を『抱きしめてはいけない』3つの理由 ハグされているときの愛犬の気持ちとは?

犬を『抱きしめてはいけない』3つの理由 ハグされているときの愛犬の気持ちとは?

この記事では、犬を「抱きしめてはいけない」理由をご紹介します。ハグされているときの犬の気持ちや嫌がっているときのサインも解説しますので、是非参考にしてください。

お気に入り登録

愛犬との正しいスキンシップができていますか?

コーギーにキスをしようとする女性

あなたは愛犬と日頃どんなスキンシップをしていますか?

撫でる、ブラッシングをするなど、犬と触れ合うにはいくつか方法がありますが、実は人がやりがちなスキンシップの一つ「抱きしめる」行為は、犬にやってはいけないといわれています。

人間同士であれば最大級の愛情表現ともいえる抱きしめる行為ですが、なぜ犬にはやってはいけないのでしょうか?

犬を「抱きしめてはいけない」理由

白い犬を抱きしめる女性

ここからは、犬を「抱きしめてはいけない」理由を具体的にご紹介します。

飼い主さんは内容をチェックして、人間と犬では感覚が異なるということを理解しておきましょう。

1.犬が怖がってしまうから

人は抱きしめられると安心するものですが、犬の多くは抱きしめられると「怖い」と感じてしまうようです。

特に、後ろから覆いかぶさるように抱きしめられると、強い不安を感じ不快な気持ちになってしまうといわれています。

2.犬が苦しくなってしまうから

犬は人間と体の作りが違うので、人間が抱きしめるとお腹のあたりをグッと抑えることになってしまいます。

愛犬が窒息するほど強く抱きしめる人はいないと思いますが、普通に抱きしめただけでも、犬は(苦しいなぁ…)と思っている可能性があるのです。

犬は苦しくても「やめて」と言えませんから、人間にするような勢いでハグをするのは控えたほうが良いでしょう。

3.犬が嫌がるから

飼い主に抱きしめられた犬は、その多くが「嫌だな~」「早く解放してくれないかな」と思っているといわれています。

抱きしめられる=拘束されることになりますから、犬は好きなように動くことができず窮屈な気持ちになってしまうからです。ハグされている時、犬はまるで縄で縛られているような気分になっているのかもしれませんね。

犬が嫌がっている時に見せるサイン

テリアを抱く女性

犬を「抱きしめてはいけない」とご紹介しましたが、「うちの子はハグすると嬉しそうにする」と感じている飼い主さんもいるでしょう。

犬の性格には個体差がありますから、なかには飼い主さんに優しく抱きしめられるのが好きな犬もいるかもしれません。

抱きしめたときに愛犬がどう思っているかは、表情や仕草を見て判断するのが確実です。

もし愛犬が嫌がっている場合、抱きしめた時に次のようなサインが見られます。

  • 白目を見せて上目遣いをしている
  • もがいて逃げようとする
  • あくびをする
  • 体や表情が固くなっている

あくびや白目が見えるような上目遣いは、犬の「カーミングシグナル」というボディーランゲージ。犬が「嫌だな」という気持ちを落ち着かせようとしてする行動です。

ハグした愛犬がこのようなサインを見せていたら、すぐに解放してあげたほうが良いでしょう。

まとめ

黒い犬を後ろから抱きしめる女性

犬を「抱きしめてはいけない」理由をご紹介しました。

スキンシップをとりたい時は撫でたり、ドッグマッサージをすると犬が喜ぶのでオススメです。

もし「犬が愛おしくてどうしても抱きしめたくなる」という方は、愛犬の様子を確認しながら、力を入れずに優しく撫でるように抱きしめると良いでしょう。

もし愛犬が嫌がる素振りを見せたら、すぐにやめてあげてくださいね。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。