愛犬と「心を通わせる」手段
たっぷりの愛情を持って愛犬のお世話をされていらっしゃると思います。ふとしたとき、もっと心を通わせることができたらいいのにな…と思う瞬間はありませんか?
(いつもとはちょっと違う接し方をしてみようかな)と、ほんの小さな変化を加えてみることで、今以上に愛犬との疎通がスムーズになったり、絆が深まったり、心の通わせることに繋がるのではないかと思います。
そこで今回は、愛犬と「心を通わせる手段」について解説します。愛犬とまだ心の距離を感じている場合には、ぜひ試してみてくださいね♡
1.同じ表情をしてみる
愛犬が笑顔であなたのことを見つめているときは、あなたも笑顔で返してみましょう。
愛犬もあなたと心を通わせたくて、あなたの顔や表情をじっくり観察し、真似をしようとしていることがあります。
あなたが悲しい顔をしているとき、愛犬も悲しい表情をしていることがあります。人の心を読み取り、通わせることができる犬だからこそ、同じ表情を浮かべてしまうのでしょう。
2.同じ行動をしてみる
愛犬が窓の外を眺めているとき、あなたも一緒に窓の外を眺めてみましょう。
愛犬は何を見ていたのでしょうか。音や声を聞いていたのかもしれません。窓の外を歩いている人や犬、猫や鳥を観察していたのかもしれません。
愛犬が窓辺で日向ぼっこを楽しんでいるときは、あなたも一緒に日向ぼっこをしてみましょう。
自分が好きなことや楽しいことを飼い主が一緒に楽しんでくれているんだということが伝わると、犬はとても喜びます。
『飼い主に似る』などとよく言いますが、『愛犬に似る』ということもあるのかもしれません。飼い主と愛犬の心が通っているほど、自然と行動も似てくるのではないでしょうか。
3.愛犬に合わせて行動してみる
愛犬がのんびり屋さんタイプなのであれば、ボール投げや引っ張りっこなどの激しい遊びを控えてみたり、愛犬がおもちゃをカミカミして楽しんでいるときは、ただ放っておくのではなく、見守るようにして付き合ってみてはいかがでしょうか。
逆に活発なタイプなのであれば、お散歩の強度を上げてみたり、一緒にアジリティーを楽しんだり、活動的な一日を送ってみるのもよいかもしれません。
愛犬はのんびり屋さんタイプで飼い主はせっかちさんタイプだというとき、お互いに居心地の悪さを感じてしまうことがあるのではないでしょうか。
飼い主が愛犬に合わせて行動することで、犬は不快感や違和感を覚えることがなくなり、心地よさを感じてくれると思います。
実は、犬は飼い主の行動を見て学び、飼い主に合わせて行動しようとします。結果的に、そのことが愛犬にとってのストレスになっている可能性もあります。
愛犬と心を通わせるためには、お互いが不快感や違和感を与えないよう、配慮することも大切だと思うのです。
4.愛犬の目を見て笑顔で話しかけ褒める
愛犬と飼い主が見つめ合うと、オキシトシンやセロトニンなど、「幸せホルモン」が分泌されます。心を通わせるための第一歩として大切なことです。そして、声をかけることも重要です。
犬が嬉しい気持ちを表現するとき、笑顔のような表情をしますよね。「おりこうさん」「上手にできたね」「えらいね」「大好きだよ」などの誉め言葉をかけるときは飼い主も笑顔で、そして毎日かけてあげましょう。
犬が言葉そのものの意味まで理解することは難しいかもしれませんが、飼い主の気持ちは100%伝わります。
まとめ
愛犬と心を通わせる手段を4つ解説しました。
- 同じ表情をしてみる
- 同じ行動をしてみる
- 愛犬に合わせて行動してみる
- 愛犬の目を見て笑顔で話しかけ褒める
心を通わせると、愛犬の表情や仕草を見ただけで、パッと気持ちを読み取ることができるようになります。
(あの目つきは、イタズラや悪いことをしたときの目の動きだな…)などということまで分かってしまうのです。
喜びはもちろんですが、愛犬の悲しみや苦しみ、お願いしたいと思っていることなど、多く受け取ってあげたいですよね。
言葉で会話することが難しいからこそ、しっかり心を通わせることが大事だと思います。