犬が粗相をするのはトイレの置き場所が原因かも
犬を飼い始めて「トイレのしつけがうまくいかない」と悩んでいる飼い主さんは多いでしょう。なかにはトイレを失敗し続ける愛犬を見て「うちの子は物覚えが悪いのかも…」と心配になってしまう飼い主さんもいるかもしれません。
そんな時に確認していただきたいのが、「犬のトイレの置き場所」です。トイレの置き場所が適切でないと、犬は排泄するのを嫌がり、失敗してしまうことがあります。
トイレの場所を変えてみたら犬が粗相をしなくなったというケースはけっこう多いので、犬のトイレの置き場所には気を配るようにしましょう。
犬のトイレ「絶対NGな置き場所」
ここからは、具体的にどんな場所が犬のトイレ置き場としてふさわしくないのかについてご紹介します。
愛犬のトイレのしつけがうまくいかなくて悩んでいる飼い主さんは、是非チェックしてみてください。
1.人の出入りが激しい場所
犬のトイレの置き場所は、ドアの近くなど人の出入りが激しい場所はNGです。
排泄しようとした時に、人が通ってしまうと犬は落ち着いて排泄することができません。犬のトイレは人の出入りが少ない場所に設置するようにしましょう。
2.うるさい場所
テレビやスピーカーの横など、大きな音が鳴る場所も犬のトイレ置き場には向いていません。
トイレをしようとした時に、いきなり大きな音が鳴ると犬が驚いてしまいます。一度怖い思いをするとトイレに怖くて近寄れなくなることもありますし、なかには排泄自体を躊躇するようになってしまう犬もいます。
犬のトイレはできるだけ静かな場所を選んで置きましょう。
3.犬の寝床の隣
犬には寝床をキレイに保ちたがる習性があるため、犬のトイレは寝床から離して置いたほうが良いといわれています。
寝床の真横にトイレを置いてしまうと、嫌がって全く違う場所に排泄をしてしまう犬は多いです。ケージの中に犬用ベッドとトイレを両方入れる場合も、少し離して置くようにしたほうが良いでしょう。
4.不安定な場所
犬のトイレは、段差がある場所など不安定な所に置くのもよくありません。
不安定な場所では犬がトイレをしようとした時に足を踏み外す可能性があり大変危険です。犬のトイレは安定した場所を選ぶようにしてください。
5.狭すぎる場所
犬は排泄時にくるくると回る習性があるため、狭すぎる場所にトイレがあると回りづらくて困ってしまいます。
犬のトイレは動いても支障がない充分なスペースがある場所に設置しましょう。特に大型犬は広くスペースを用意してあげるようにしてください。
まとめ
今回は、犬のトイレの「絶対NGな置き場所」について解説しました。
愛犬がトイレを失敗する時には、なぜ失敗してしまうのか行動をよく観察してみてください。トイレが置いてある場所が狭くて入りづらそうだったり、人が近づいてくるのを嫌がっていたりする場合は、置き場所が良くないサインです。
トイレの置き場所が良くなさそうだと感じたら、愛犬ができるだけ落ち着いてトイレができる場所に設置し直すようにしましょう。
犬のトイレのしつけに悩んでしまった時は、この記事を参考に設置場所を再確認してみてくださいね。