1.ドッグフード
食べることが好きな犬は多く、犬が喜ぶと思ってドッグフードやおやつをプレゼントする人もいるでしょう。
しかし、食べもののなかでも特にドッグフードは、犬の健康に大きく影響するもので、原料の質や製造方法などに対してこだわりを持っている飼い主さんも少なくありません。
また、犬によってアレルギーを持っていたり、下痢をしやすかったりと体質が異なるため、プレゼントでドッグフードを貰っても与えられない場合があります。
普段から食べているドッグフードを知っていたり、体質などもわかっていたりするごく親しい相手以外は、ドッグフードを与えるのは避けた方がいいでしょう。
2.サイズの合わない洋服や首輪
犬の洋服などのファッションアイテムや首輪は、サイズがとても重要なポイントです。犬はそれぞれ体格の特徴が異なり、同じサイズ表記の服でもフィットするかどうかは個体により異なります。
長さが合っていても首まわりがきつい、胴回りが大きすぎて汚れやすいなど、着心地や使い心地が悪い洋服は、プレゼントしても困らせてしまうでしょう。
また、首輪の場合、首や頭の大きさにに合っているものでないと使っているうちに抜けてしまったり、逆に苦しい思いをさせたりする可能性があります。犬を危険にさらす恐れもあるので、首輪のプレゼントは飼い主さんときちんと相談しておこなう必要があるでしょう。
3.ケージやキャリーバッグ
サークルやケージ、キャリーバッグなどは、犬の生活に欠かせないアイテムですが、それらを飼い主さんへの相談なしにプレゼントすると困らせてしまう可能性が高いでしょう。
これらのものは、部屋のサイズや置き場所、使うシーンなどに合ったものを選ぶ必要がありますし、サイズが大きいものなので使わない場合邪魔になってしまいます。
基本的にはひとつあればいいもので、飼い主さんがすでに用意している場合もあるので、プレゼントに選びたいときは十分配慮してください。
犬の飼い主にプレゼントを贈るときのポイント
いくつあっても嬉しいものを選ぶ
犬の生活の必需品は、飼い主さんがすでに用意していることも多く、ひとつあれば十分という場合も少なくありません。
ひとつあればいいものをプレゼントしてしまうと、飼い主さんを困らせてしまったり「もらったんだから使わないと…」と気を使わせてしまったりする可能性もあります。
そのため、相手の生活や犬の好みなどを把握していない飼い主さんにプレゼントを贈るときは、いくつあっても嬉しいものや消耗品などを選ぶといいでしょう。
サイズの大きなものは避ける
犬のサークルやベッドなどサイズの大きなものは、飼い主さんの意見を聞かずにプレゼントしてしまうと困らせる可能性が高いでしょう。
「一緒に選びに行く」「欲しいもののリクエストを聞く」といったパターンを除き、プレゼントに大きなものを選ぶのは避けることをおすすめします。
飼い主さんの考えを尊重する
犬を育てること対して、人間の子育てと同様に意思やこだわりを持っている飼い主さんは少なくありません。むしろ、犬の場合は食べるものや生活環境が一生飼い主さん次第なので、人間相手以上に強いこだわりを持っている人もいるでしょう。
そのため、飼い主さんの考えを否定したり自分の意見を押しつけたりするような形になるプレゼントはしないようにしましょう。
まとめ
今回は、犬の飼い主が貰っても「喜ばないプレゼント」について解説しました。
犬の飼い主さんにプレゼントを贈るとき、犬も飼い主さんも喜んでくれるようなものを選びたいですよね。
食べものやファッションアイテムなどはプレゼントに選ばれやすいものですが、犬の体質や体型、飼い主さんのこだわりを考慮する必要があります。
サプライズも楽しいですが、相手を困らせたりがっかりさせたりさせないために、飼い主さんが求めているものをしっかりリサーチしておくようにしましょう。