多幸感の条件は?犬が『幸せ』だと感じる5つのこと
愛犬の幸せを考えるときは、犬にとってどのようなことが『幸せ』に当てはまるのかを知っておく必要があります。ここでは、犬が『幸せ』だと感じる多幸感の条件について確認していきましょう。
1.飼い主や家族と一緒に過ごす時間
皆さんもご存知の通り、犬は飼い主や家族といった『仲間』と過ごす時間を大切にします。元々群れで行動していた動物なので、大切な存在と一緒に行動することに安心感や多幸感を覚えるのです。
中でも大好きな相手とコミュニケーションをとることは、犬にとって大きな幸せにつながります。日常の中で話しかけたりスキンシップを取ったり、アイコンタクトを取ったりすると喜びが増すでしょう。
2.安心して生活できる快適な環境
安心して生活できる環境も、犬の『幸せ』には欠かせない条件です。外から聞こえてくる騒音や犬にとってストレスを感じやすい生活環境は改善し、なるべくストレスフリーに過ごせる環境を整えてあげてください。
また、飼い主との距離感も重要です。常に一緒にいると依存度が高まり、ストレスの要因となってしまいます。時にはひとりで過ごす時間をあえて作り、ひとりの時間にもストレスを感じないよう習慣付けてあげることも必要です。
3.達成感を得て褒められること
トレーニングや遊びなどを通して達成感を得ることは、犬自身の自信や自己肯定感のつながります。犬も人間と同様に「嬉しい!」「できた!」と喜びを感じるため、『幸せ』にもつながるでしょう。
また、大好きな飼い主や家族に褒められることで、より嬉しさが倍増します。「褒めてもらえた!」と実感することで幸せを感じたり、信頼関係が強まったりするので積極的に褒めてあげましょう。
4.犬としての本能を満たせる遊びや習慣
人間と暮らす上で人間社会のルールを守ることは大切ですが、その中でもできる範囲で犬としての本能を満たしてあげることも忘れないようにしましょう。
例えば、ボールを追いかける遊びや縄を引っ張り合いっこする遊びは、狩猟本能を刺激し満たすことができます。散歩中に嗅覚を使ってさまざまな場所を嗅ぐ行為も、野生の本能を満たしてあげられるので散歩の習慣にしてあげましょう。
5.新たな刺激で好奇心を満たすこと
犬の性格にもよりますが、新たな刺激を得ることで好奇心を満たしてあげることも『幸せ』につながりやすい傾向が見られます。
刺激と言っても特別強い刺激ではありません。季節ごとに感じられる匂いを感じたり、外で聞こえる新たな音を聞き取ったり…。何気ない自然の刺激を得ることは、犬にとって多幸感につながりやすいと言われています。
愛犬の心を豊かにしてあげる具体的な方法は?
愛犬の心を豊かにしてあげるためには、紹介した『幸せ』を感じる条件を満たすことが大切です。すでに紹介したような飼い主の接し方や遊び方、犬にとって快適な生活環境を整えてあげることで、犬としての尊厳を守りながら飼い主の生活に無理なく順応することができるでしょう。
また、飼い主との信頼関係を正しく築くことも重要です。犬は信頼できる仲間やリーダーを持つことで安心して暮らすことができます。安心感のある生活は、犬をはじめ動物にとって何よりも『幸せ』なことなので、愛犬に信頼されるような飼い主になることを目指しましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬が『幸せ』だと感じる条件を参考に、愛犬の性格を考慮しながら幸せな暮らしを考えてあげましょう。コミュニケーション方法や生活環境、遊び方、生活習慣など、さまざまな部分で幸せを与えてあげてくださいね。