犬には積極的に愛情を伝えよう
あなたは愛犬に「愛情」を伝えていますか?
犬は飼い主から愛されることで幸せを感じる動物なので、愛情が不足すると寂しさがストレスとなり心のバランスを崩してしまうことがあります。
愛情を感じてもらうためには、餌やりや散歩などの基本的なお世話だけでなく、飼い主が愛犬と積極的にコミュニケーションを取らなくてはいけません。
ご自身が愛犬としっかりコミュニケーションを取れているか、接し方を一度見直してみてくださいね。
「飼い主からの愛情が少ない犬」の特徴
ここからは、飼い主からの愛情が少ない犬の特徴をご紹介します。愛犬に当てはまらないかチェックしてみましょう。
1.イタズラなど問題行動が多い
飼い主からの愛情が少ない犬は、寂しさやストレスから問題行動を起こすことが多いです。
愛犬が飼い主の気を引こうとイタズラをしたり、ストレスで吠える・噛むなどの問題行動を多くしてしまう時は、頭ごなしに叱るのではなく、愛情不足になっていないか、一度考えてみてください。
2.無表情
「無表情」なことが多い犬は、飼い主からの愛情が不足している可能性があります。
顔の筋肉が発達している犬は表情がとても豊かですが、寂しさで心を閉ざしている犬は顔が無表情になりがちです。
表情豊かで笑顔をよく見せてくれる犬には、たっぷり愛情が伝わっていることでしょう。
3.名前を呼んでも反応が薄い
飼い主との絆が薄い犬は名前を呼ばれても無視をしたり、渋々という様子で顔を上げるだけなど反応が薄くなります。
愛情をたっぷり受けている犬であれば、大好きな飼い主に呼ばれれば笑顔で駆け寄ってくるはずです。
4.常同行動をする
飼い主からの愛情が少ない犬は孤独感から大きなストレスを感じ、「常同行動」と呼ばれる動きを見せるようになります。常同行動とは、犬が強いストレスを感じた時に同じ行動を病的に繰り返すことです。
- 自分の尻尾を追いかけ続ける
- 前足を舐め続ける
- 穴を掘り続ける
- 毛布などを吸い続ける
愛犬が上記のような無意味な行動をずっと続けている時は、心のケアをしてあげるようにしましょう。
愛犬との絆を深めるためにすべきスキンシップ
愛犬が愛情不足に陥っていそうな時は、絆を深めるために以下のようなスキンシップやコミュニケーションを取ってみましょう。
- 体を撫でる
- 優しく名前を呼ぶ
- 笑顔を見せる
- おやつを与える
- オモチャで一緒に遊ぶ
オモチャは犬に与えっぱなしにするのではなく、飼い主が一緒に遊んであげるのがポイントです。「引っ張りっこ」や「持ってこい」遊びなどがオススメですよ。
楽しい時間を一緒に過ごすことで、犬は飼い主からの愛情を感じるようになります。愛犬がしっかり愛情を感じ取れるように、飼い主自身も楽しみながら気持ちを伝えるようにしましょう。
まとめ
犬は飼い主の感情を敏感に感じ取ります。飼い主が自分に無関心だったり、適当な対応をしたりしていれば、「ご主人に愛されていない」と寂しさを感じてストレスを溜めてしまうでしょう。
愛犬が辛い気持ちにならないように、飼い主から気持ちが伝わるようにスキンシップやコミュニケーションを取ることはとても大切です。
ぜひこの記事を参考に、愛犬との絆をさらに深めていってくださいね。