「人懐っこい犬」に育てる方法
今回は「人懐っこい犬」に育てる方法について解説します。初心者でもできる対応の仕方や押さえておきたいポイントもあわせてご紹介します。
1.家族や友達に会わせること
人懐っこい犬に育てる方法は、家族や友達に会わせることです。
飼い主が緊張することなく接することができる相手であることがポイントのひとつです。犬も不安な気持ちや警戒する気持ちを解きやすいためです。
「手に触ると嫌がるからやめてね」「頭を撫でると怖がるからやめてね」など、触れ合うときに注意してほしいことを相手に気軽に伝えることができる、ということもポイントのひとつです。
犬が人に対して不安や恐怖を感じることがないよう、配慮することができます。
愛犬と家族や友人とのスキンシップやコミュニケーションには、芸とおやつを活用するのがおすすめです。
芸をしておやつをもらう、という嬉しい経験を積むことで、どんどん人慣れが進むと思います。
2.毎日お散歩に連れて行くこと
人懐っこい犬に育てる方法は、毎日お散歩に連れて行くことです。
- 人とすれ違うこと
- 飼い主が挨拶を交わすこと
- 声をかけてもらうこと
- 撫でてもらうこと
このような段階で、少しずつコミュニケーションやスキンシップを取るようにするとよいと思います。
交通量が多く危険な場合は、ペットカートに乗ってお散歩するのもアリですし、より声をかけてもらいやすいかもしれません。
お散歩は、道を歩くだけではなく、ドッグランへ行くことも含みます。犬と接することに慣れた飼い主が多く集まるため、人慣れにも協力してもらえるチャンスです。
3.自宅の窓から人間観察をさせること
人懐っこい犬に育てる方法は、自宅の窓から人間観察をさせることです。
人とすれ違うだけでもビクビクしちゃう。人が集まる場所が苦手。人が近づくと逃げ出したくなる。そんな、もともとビビリで怖がりな犬におすすめの方法です。
人は怖い存在ではないんだ、ということを知ってもらうため、まずは観察することから始めてみるのです。
道路に面している場合、カーテンを開けていると、犬に声をかけてくれたり、手を振ってくれたりする人もいらっしゃいますので、よい刺激にもなりますし、よいコミュニケーションにもなるでしょう。
4.保育園・幼稚園・学校に通わせること
人懐っこい犬に育てる方法は、保育園・幼稚園・学校に通わせることです。
しつけや他の犬との社交性を高めることが主な目的の場ですが、先生とのスキンシップやコミュニケーションによって、人との社交性を高める場でもあります。
他の犬が先生と接している様子を見ることができますから、(人とはこうやってコミュニケーションすればいいんだな)と、自然に見て学ぶこともできます。
施設によっては、授業参観のように、愛犬と飼い主が集まる機会もありますから、より多くの人との社交の場となると思います。
5.自宅に来てもらうこと
人懐っこい犬に育てる方法は、自宅に来てもらうことです。
家族や友人でも構いません。犬友達でも構いません。犬にとって、縄張りである自宅に来てもらうことで、(警戒することはないんだ)(危険な存在ではないんだ)ということを学んでもらうことができます。
警戒するときは、構うことなく放っておき、遠くから観察したりニオイを嗅いだりしてもらいましょう。
自分から近づいて来るときは、おやつを与えたりおもちゃで遊んだりし、距離を縮めてみましょう。
最終的には、撫でることができたり、抱っこすることができたりすると人慣れ成功なのではないでしょうか。
まとめ
人懐っこい犬に育てる方法を5つ解説しました。
- 家族や友達に会わせること
- 毎日お散歩に連れて行くこと
- 自宅の窓から人間観察をさせること
- 保育園幼稚園学校に通わせること
- 自宅に来てもらうこと
人に対して恐怖やストレスを感じることなく暮らせるよう、人懐っこい犬に育てたいと思うのが飼い主ゴコロですよね。
子犬の頃から社会化を学ばせること、人とスキンシップやコミュニケーションをする機会を多く与えることが大切だと思います。