優しい・温厚といわれる犬種
わんこの性格はもちろんその子の個性ではありますが、犬種の特性に依存するところも少なからずあります。特に性格が優しい・温厚といわれる犬種には下記のようなものが挙げられます。
- ゴールデンレトリバー
- ラブラドールレトリバー
- パグ
- キャバリアキングチャールズスパニエル
- 狆
とはいえ、これらはあくまで「一般的な傾向」に過ぎません。ここで紹介した犬種でも、やんちゃな子や気難しい子はもちろんいますし、一般的には警戒心が強いと言われる犬種でも穏やかで優しい子もいます。「こういう犬種だから」という偏見で期待しすぎず、参考程度に留めてくださいね。
すてき♡心が優しいわんこがする行動
1.落ち込んでいるときに慰めてくれる
嫌なことがあって落ち込んでいるときや泣いているとき、愛犬がそっと寄り添ってきてくれた、涙を拭ってくれた、という経験がある人は少なくないのではないでしょうか。わんこと暮らしていてよかったと感じる瞬間でもありますね。
こんなふうに飼い主さんを慰めてくれるのは心優しいわんこによく見られる行動です。わんこは「いつも通り」を好み、変化を嫌う生きものと言われています。飼い主さんがいつもと違う様子で悲しんでいる状況を敏感に感じ取り、「いつも通り」に戻そうと必死に慰めてくれるのです。
2.喧嘩の仲裁をする
「いつも通り」を好むわんこは徹底的な平和主義者。家族の中で諍いが起きて、いつもの空気が壊れることをとても嫌います。
そのため、心優しいわんこがよくとる行動が喧嘩の仲裁です。夫婦喧嘩や兄弟喧嘩、親子喧嘩など、家族が激しく怒鳴り合ったりしていると、ハラハラと落ち着かない様子で割り込んできて喧嘩を止めようとしてきます。
その健気な仕草には、喧嘩をしていることがバカらしく思えてしまうかもしれません。
3.弱いものに寄り添う
SNSなどを見ていると人間の赤ちゃんや小さい子ども、あるいは同居の他の動物の子どもにぴったり寄り添い、まるで子守りをしているようなわんこをよく見かけます。
優しく添い寝をしてくれたり、泣いているとあやすように舐めてくれたり、自分より弱い存在を慈しみ守ろうとする行動は心優しいわんこならではの行動と言っていいでしょう。
4.嫌なことがあっても激しく怒らない
子どもとわんこが遊んでいると、悪気なくわんこのしっぽや耳を引っ張ってしまったり、上に乗ってしまったりといったトラブルが起きることがあります。
こんな場合でも、温厚で心優しいわんこは反射的に怒ったり、激しく抵抗したりはしません。まるで「この子はまだ分別がないから仕方ない」と悟りを開いているかのように、じっと耐えてくれるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?わんこと暮らしているとある意味、人間よりも大人かもしれないと思う行動を見かけたりします。わんこの心優しい性格はもちろん持って生まれたものもありますが、それだけ飼い主さんの深い愛情を受け、大切に育てられてきた証とも言えるかもしれません。
愛犬を心優しい子にしたいと思ったら、飼い主さんも優しく温厚な心で愛犬に接し、幸せを注いであげることが不可欠ですよ。