デートの相手への愛犬の反応が気になる?
新しい彼氏や彼女とつきあい始めた時、家族や友人にも相手のことを快く受け入れてほしいと考えるのは当然のことでしょう。では愛犬から交際相手への反応はどうでしょうか。
交際相手と愛犬について、先ごろイギリスのペットフードメーカーのバーンズ・ペット・ニュートリション社が行なったアンケート調査の結果が話題を呼んでいます。
半数以上の人が愛犬の判断を尊重
このアンケートは犬の飼い主を対象に行われたもので、男女合わせて2,022人の回答が寄せられました。
アンケートの設問で「愛犬がデートの相手が気に入らないという態度を示したらどうしますか?」というものがあったのですが、41%の男性が「愛犬が嫌ならその相手とはつきあわない」と回答したそうです。女性ではさらに高い割合で、59%の人が「愛犬が嫌な人とはつきあわない」と答えています。
年代別では25〜34歳の54%、35〜44歳の53%は、愛犬だけでなく「犬嫌いの人とはつきあわない」と回答しています。
また、男女問わず回答者の約50%は「愛犬は人間について優れた判断力を持っている」と考えており、45〜65歳の回答者の約70%は愛犬の意見を高く評価すると答えています。この傾向は女性の方が顕著で、69%の女性がデート相手に対する愛犬の「嗅覚」を信頼していることが明らかになりました。
自分の愛犬だけでなく、回答者全体の73%が「動物が嫌いな人とはつきあいたくない」と考えており、女性では約80%の人が動物好きではない人とはデートしないと答えています。
男女ともに愛犬の意見を尊重する人が多かったのですが、女性の方がその傾向がより強かったことがわかります。
マッチングアプリにも犬好きフィルターを提案
このアンケート調査の結果を受けて、バーンズ・ペット・ニュートリション社はマッチングアプリの運営者に、ペット好きとペット嫌いを見分けるためのフィルターを追加するように呼びかけているそうです。
実際に18〜24歳の回答者の71%が、自分の使っているマッチングアプリにこのフィルター機能が欲しいと回答しています。
確かに、時間を費やした後に相手が犬嫌いだと分かるよりも、最初から犬が嫌いな人とは会わない方がお互いのためとも言えます。特に結婚を前提としたおつきあいでは、このような価値観の一致はとても重要です。
このアンケートの結果は多くの英語メディアで取り上げられており、特に動物が好きというわけではない人の目にも入っています。多くのメディアは「犬好きの相手とつきあいたい場合には、まずはワンちゃんを攻略しよう」と締め括っているのですが、これはちょっと的外れですね。
しかし、ある犬メディアは「自分と犬のどっちが大切なのかという質問は決してしないように。相手はほぼ間違いなく犬を選ぶから。」とアドバイスしていました。これには賛同する方が多いのではないでしょうか。
まとめ
イギリスで犬の飼い主を対象にしたアンケート調査から、半数以上の人が「愛犬が気に入らない相手とはつきあわない」と回答したという話題をご紹介しました。
犬が好きな人、猫が好きな人、動物に興味がない人、人の価値観はさまざまで相手に強要するべきものではないからこそ、恋愛や結婚のパートナーには大切な部分で価値観が似ている人や近い人が良いですね。皆さんはどう思われたでしょうか?