犬をブラッシングするときに絶対やってはいけないこととは?お手入れ嫌いにならないための注意点について紹介

犬をブラッシングするときに絶対やってはいけないこととは?お手入れ嫌いにならないための注意点について紹介

月に1〜2回はプロの手でお手入れをしてもらう必要がありますが、日常のケアは飼い主さんがしなければなりません。特に長毛種はできれば毎日、間が空いても週に1回はブラッシングをしてあげないと、毛もつれ・毛玉ができてしまいます。しかし、無理やりブラッシングをしてしまうと愛犬がお手入れ嫌いになってしまうため、注意が必要です。

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犬をブラッシングするときに絶対やってはいけないこと

ブラッシングされる犬

日々のお手入れは飼い主さんの務めですが、だからといって「愛犬が嫌がってもやりきらなければ!」と意気込む必要はありません。

むしろ、嫌がってでもやってしまうと、これから先ずっとブラッシングが嫌いになってしまいかねないため、無理にでもやることはしないようにしましょう。

特に、すでに毛もつれや毛玉ができている場合は、ブラッシングするときに毛を引っ張ってしまう状態にあります。

無理やり毛もつれや毛玉を取ろうと引っ張ってしまえば、当然皮膚も引っ張られて犬は痛い思いをしてしまいます。

こんな痛みを伴う経験を繰り返してしまうと、ブラシを見ただけで逃げるようになってしまう可能性も高いため、決して痛みを与えてはいけません。

このように、犬をブラッシングするときは犬に痛みなど不快な刺激を与えないよう、注意して取り掛かるようにしましょう。

犬をブラッシングをするときの注意点

ブラッシング中の柴犬

では、実際にブラッシングをするときはどのようなことに注意すればいいのかをお話します。

大前提として、犬が嫌がることをしないことが大切です。

毛もつれがある場合、まずは毛先から徐々にもつれを解きほぐしていきます。

毛先がほぐれたら少しずつ地肌に近い場所からブラシをあてていき、最終的に地肌から毛先までブラシが通るようにしていきましょう。

もしも毛玉ができてしまっていたら、ブラシで解きほぐすことは難しい場合がほとんどです。その場合は、トリマーにお願いして毛玉を取ってもらってください。

ときどき、自分で毛玉を取ろうとハサミやバリカンを使う飼い主さんがいますが、皮膚を切り裂いてしまう事故も非常に多いため、必ずプロにお願いするようにしましょう。

ハズバンダリートレーニングができるトレーナーに相談するのもおすすめ

タオルの上に前足を置いてブラッシングをする犬

日々のブラッシングができていれば、もつれも最小限で済みますし毛玉をつくる心配もありません。

ですが、愛犬が嫌がらないようにブラッシングをするとなると、実際は難しいと感じる飼い主さんも多いでしょう。

そこでおすすめしたいのが、ハズバンダリートレーニングができるドッグトレーナーに相談をすることです。

ハズバンダリートレーニングを取り入れたトリミングサロンも増えてきているので、近くにある場合は、そこで相談してみるのもいいですね。

ハズバンダリートレーニングは、犬と人が協力のもとで取り組むためのトレーニングなので、決して犬の気持ちを無視して取り組みを進めることはありません。

人と犬の双方が楽しみながら、そして嫌なときはいつでもやめてもいいという約束のもとで行われます。

これらの積み重ねによってブラッシングをすることで、大変だと感じていたお手入れも、愛犬と楽しむゲームでありコミュニケーションとなるのです。

まとめ

ブラッシングをされる犬

愛犬のブラッシングは飼い主さんの責務のひとつですが、せっかくやるなら犬も人も双方が負担にならない取り組み方がいいですよね。

愛犬が負担を感じればブラッシング嫌いになりますし、飼い主さんだってそれは辛いことです。

そうなってしまわないように、ぜひハズバンダリートレーニングのできるドッグトレーナーやトリマーに相談し、双方が楽しみながらお手入れができるようにしましょう。

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