️あなたなんて大嫌い!わんこが嫌いな人に見せる態度
1.無視する
嫌いな相手は、もはやそこに存在しないものとして扱いたい…そんな気持ちが表れた結果の行動が「無視」です。
名前を呼んでも反応しない、遊びやお散歩に誘ってもノッてこない、果ては大好物のおやつで釣ろうとしても無反応。そのときのわんこの気分や体調による場合もありますが、定常的に同じ態度をとられた場合には、嫌われていると判断して間違いないでしょう。
2.視線を逸らさない
無視と相反する行動のようにも思えますが、ジッと見つめて視線を逸らさないのも、わんこが嫌いな相手に対して見せるサインの1つです。
もちろん相手のことが好きだからこそ「一挙手一投足も見逃したくない」という意味で見つめているパターンもありますが、あきらかに嫌いな相手に対しては「一瞬でも目を離したら、こいつは何をしでかすかわからない」と警戒しているため、見張りの意味を込めて凝視してくるのです。
3.指示に従わない
しつけやトレーニングをいくらしても効果がない、一向に指示に従ってくれる気配がないといった場合には、しつけの方法やその子のトレーニング性能以前に、わんこと飼い主さんとの信頼関係ができていない可能性が考えられます。
私たちだって嫌いな人の指示には従いたくないですよね。わんこも同じなのです。
4.ストレスサインを出す
嫌いな人と一緒の空間にいることは、ストレスに他なりませんよね。わんこがストレスを感じているときに発するストレスサインとして、カーミングシグナルというものが知られています。
これは本来、わんこが不安や緊張を感じたときに相手や自分を落ち着かせるためにとる行動です。代表的なカーミングシグナルは下記の通りですが、もし愛犬があなたの目の前でこんな行動をとっていたら、あなたと一緒にいることにストレスを感じているのかもしれません。
- あくびをする
- 前足を執拗に舐める
- 首の辺りを掻く
- 自分のしっぽを追いかける
- お腹を見せる
5.近づくと威嚇する
ちょっと近づいたら唸り声を上げられた、触ろうと手を伸ばしたら歯を剥いて威嚇されたなどの行動は、もはや誰が見ても「嫌われた」と感じるでしょう。
威嚇は「それ以上近づいたら噛みつくぞ」というわんこからの最後通牒です。安易に捉えたり、警告を無視してむやみに近づくと、咬傷事故に発展しかねません。そうなってしまうと誰にとっても不幸な結果を招いてしまいます。
️どうして?わんこに嫌われてしまう理由
保護犬出身でもともと過酷な過去やトラウマを抱えている子であるなど、特殊な事情がある場合を除いては、わんこの方から理由もなく嫌うということは考えづらいです。
多くの場合、人間の方に原因があるものです。意識無意識にかかわらず、わんこが嫌がることを無理強いした、しつけと称して暴力をふるったなど、わんこにマイナスの記憶を植え付けるようなことをしなかったでしょうか?
愛犬に嫌われていることに気づいたら、まずは自分の行動を見直してみることが必要です。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?愛犬に嫌われてしまうことほど悲しいことはありません。「嫌われているのかも」と気づいたら、早めに対処することが大切です。
失った信頼を取り戻すのは容易ではありませんが、真摯に向き合い続ければきっとその情熱はわんこに届くはずですよ。