️愛が伝わる♡わかりやすい信用サイン
1.素直に指示に従う
飼い主さんの「オスワリ」「マテ」などの指示を素直に聞き入れ、従ってくれるのは飼い主さんを信用しているからです。
考えてもみてください。「この人の指示に従ったら怒られた」「この人の言うとおりにしたら危ない目にあった」という経験をしていたとしたら、その相手の指示には金輪際絶対に従いたくないですよね。
わんこも同じです。「この人の言うとおりにしていれば間違いない!」とあなたのことを信用しているからこそ、素直に指示に従ってくれるのです。
2.名前を呼ばれたら寄ってくる
わんこの名前で自分のもとへ呼び寄せる「呼び戻し」は、初期のうちに必ずマスターしておきたい基本のしつけ。ですが意外とできていない人も多いものです。
指示しつけと同様に、呼び戻しにもわんことの信頼関係が必要不可欠です。信用していない人に呼ばれたところで近くに行きたいとは思いませんからね。
3.スキンシップを求めてくる
自ら膝の上に乗ってきたり、抱っこをせがんできたり、撫でてほしくてお腹を見せてきたり、わんこの方からスキンシップを求めてくるのは、飼い主さんを信用している何よりのサインです。
わんこはもともと「かまってちゃん」な動物ではありますが、相手が誰でもいいわけではありません。信用している大好きな相手だからこそ、近くに行ってその体温や匂いを感じたい、自分の身を委ねたいと思うのです。
どこをどう触ってくるかわからないような油断ならない相手には、スキンシップを求めたりはしません。
️誤解しないで!意外な信用しているサイン
これまでご紹介してきたのは、わんこからの愛情や信頼感がストレートに伝わってくるサインでした。ですがわんこが信用している相手に見せるサインには、人間の感覚からすると実に意外なものもあります。
こんなサインが見られたら早とちりしてガッカリしたりしないでください。むしろとても深い信頼の合図なのです。
1.背中を見せる・お尻を向ける
かわいい愛犬の顔を眺めていたいのに、なぜかいつも背中を向けて座っている、挙げ句の果てにはお尻をくっつけてくるなんてことありませんか?
私たち人間の世界では、相手に背中を見せることやお尻を向けることは離反や裏切り、あるいは怒りや不信のメッセージであることがほとんどです。
ですがわんこにとって相手に背中やお尻を向けることは、強い信頼感の表れ。背中やお尻はわんこの死角に当たり、いわば弱点とも言える場所です。
その弱点をあえて見せるということは「あなたが何もして来ないのはわかっているよ」と信用しているサインなのです。いわば「背中を預けられる関係」として認められたといったところでしょうか。
2.お見送りをしない
わんこを残して仕事や学校に出かけるとき、名残惜しくて「いってきます」と声をかけたのに、わんこの方はお見送りをするどころかチラッと目線を向けただけで後を追っても来ない、それどころか首すらもたげてくれない…なんてことがあると、「自分なんてどうでもいい存在なのかな」とガッカリしてしまうかもしれません。
ですがこれこそ、本当に信頼関係を築けている間柄だからこその行動なのです。わんこが別れ際に大げさに騒がないのは「この人は自分を置いて行ったりは絶対にしない」と信用しているから。必ず帰ってきてくれると安心しているからこその落ち着きなのです。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?わんこに信用されるか否かで、しつけやトレーニングの効果にも大きく差が生まれます。「一緒に暮らしているただの同居人」から「信頼できる唯一無二の飼い主さん」にステップアップできるかは、あなたの行動にかかっています。
もし「愛犬から信用されていないのかも」とギクリとした人がいたら、普段の行動を見直してみる必要があるかもしれませんよ。