『多頭飼いに向いていない犬』の特徴4つ 飼ってから後悔しないために必ず知っておくべきこととは?

『多頭飼いに向いていない犬』の特徴4つ 飼ってから後悔しないために必ず知っておくべきこととは?

今回は、『多頭飼いに向いていない犬』の特徴をご紹介します。犬のなかにも、多頭飼いに向いている犬とそうでない犬が存在しているのをご存じでしょうか。飼ってから後悔しないためにも、「多頭飼いに向いていない犬」にはどのような特徴があるのか、ぜひ事前にチェックしておきましょう。

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「多頭飼いに向いていない犬」の特徴

吠えるチワワ

犬を同じ家で2頭以上飼うことを「多頭飼い」といいます。

犬好きの方なら、たくさんの犬に囲まれる暮らしに憧れて「もう1頭犬をお迎えしたいな」と考えることがあるでしょう。また、1匹では可哀そうと感じて多頭飼いを検討する場合も少なくないようです。

しかし、犬の多頭飼いは慎重に行わなくてはいけません。多頭飼いを始めたものの犬同士の相性が悪く、新入りの犬を手放さざるを得ないというケースは珍しくありません。

先輩犬がいるところに新しい犬をお迎えしてから後悔しないためにも、今回は「多頭飼いに向いていない犬」の特徴について解説します。愛犬に当てはまる場合は、新入り犬のお迎えに慎重になりましょう。

1.他の犬が苦手

「他の犬が苦手な犬」は、当然ながら多頭飼いには向いていません。他の犬が家にいるだけで恐怖心やストレスを感じて体調を崩す可能性が高いからです。

愛犬が怖がりな場合は、他の犬とストレスなく一緒に居られるよう訓練をしてから新入りの犬を迎えるか、多頭飼いは諦めて「ひとりっこ」として育てるほうが良いでしょう。

「初めは怖がっていても、そのうち慣れるだろう」といきなり同居を始めるのはNGです。

2.ハイシニア(超高齢犬)

ハイシニア(超高齢犬)も、多頭飼いがストレスになる場合があるので注意しましょう。

個体差はありますが、犬がハイシニアに当てはまるようになるのは10~12歳頃から。それ以上高齢の犬は若い犬よりも環境の変化に弱く、体の機能も低下しているため体調を崩しやすいといわれています。

そんなハイシニアの犬が、「元気いっぱいの若い犬」と多頭飼いをされると、心身共に疲れてしまい弱ってしまうことがあるのです。

犬の相性次第では、「子犬を迎えてから高齢の先住犬が元気になった」というケースもありますが、ハイシニアの犬を多頭飼いする時は慎重に行ってください。

3.他の犬に攻撃的

「他の犬に対して攻撃性のある犬」は多頭飼いをしないようにしましょう。攻撃性のある犬は、一緒に暮らす犬のことを敵だと見なして攻撃してしまう可能性があります。

たとえ飼い主が「仲良くできている」と思っていても、ふとした瞬間に興奮して同居犬に襲い掛かってしまう可能性は捨てきれません。場合によっては襲われた犬が死んでしまう可能性もあるため、攻撃的な犬は多頭飼いをしないほうが良いでしょう。

4.飼い主への依存心が強い

飼い主への依存心・執着心が強く、「ご主人は誰にも渡さない!」というタイプの犬も多頭飼いには不向きです。

このようなタイプの犬は、新入りの犬が来ると「ご主人を取られる」と危機感を覚えてストレスになってしまったり、新入りの犬に攻撃的になってしまうことがあります。

また、新入りの犬を可愛がる飼い主に対して裏切られたと感じ、問題行動を起こすようになる可能性もあるでしょう。

多頭飼いを始める前に必ず知っておくべきこと

パピヨン2匹

多頭飼いをする際は、まずは以下の内容を念頭に置いて、先住犬である愛犬の性格や体調を考慮し、本当に多頭飼いが可能かどうかを慎重に判断しましょう。

  • 犬同士にも相性があること
  • 先住犬を第一優先に考えること
  • 可能であればトライアルを行うこと

犬は「オスとメス」の組み合わせなら相性が良いと言われることもありますが、お互いの性格が合わないと上手くいかないこともあるので慎重に相性を確かめましょう。

保護犬を新たにお迎えする場合は先住犬との相性をお試しできる「トライアル期間」が設けられていることが多いので、ぜひ利用してみてください。

まとめ

他の犬に威嚇する犬

今回は、「多頭飼いに向いていない犬」の特徴をご紹介しました。

ご紹介した特徴に愛犬が当てはまらない場合でも、相性によっては多頭飼いがうまくいかないこともあります。

飼ってから後悔しないためにも、多頭飼いをする時には慎重になりましょう。

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