あなたはやってない?犬が苦しい気持ちになっている『飼い主の親バカ行為』5選

あなたはやってない?犬が苦しい気持ちになっている『飼い主の親バカ行為』5選

愛犬を溺愛しすぎて、ついやってしまう飼い主の親バカ行為。親バカ行為にもいろいろありますが、中には愛犬を苦しい気持ちにさせる行為もあるので注意が必要です。この記事では、犬が苦しい気持ちになっている『飼い主の親バカ行為』についてご紹介します。

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犬が苦しい気持ちになっている『飼い主の親バカ行為』は?

キスをされて迷惑そうな犬

愛犬のことが可愛いあまり、親バカになってしまう飼い主は少なくないでしょう。親バカを自覚している飼い主と、自覚していない飼い主がいると思いますが、あなたは愛犬が苦しい気持ちになっている親バカ行為をしていないでしょうか?

どのような親バカ行為が愛犬を苦しい気持ちにしてしまうのか、以下でご紹介します。

1.無理に服を着せる

犬服は、寒さ対策や抜け毛防止、汚れ防止などに役立ちます。愛犬が服を着ることを嫌がらないのであれば、こうした目的を持って服を着せるのは問題ないです。

しかし、服を着るのを嫌がる犬は少なくありません。愛犬が嫌がっているのに「可愛いから」「映えるから」「おしゃれさせたいから」という理由だけで、無理に服を着せるのはよくありません。

愛犬を「もっと可愛くしたい」という思いからくる親バカ行為なのでしょうが、愛犬はストレスや苦痛を感じることになります。

2.過度に甘やかす

親バカな飼い主は、愛犬を甘やかしすぎてしまいがちです。愛犬を溺愛するあまり、愛犬のおねだりに全て応えようとしたり、しつけをしないで何でも愛犬の自由にさせたりしてしまうのです。

こうした行為は一見、愛犬に満足感や幸福感を与えるように思えるでしょう。しかし実際は、おねだりを聞いてもらえないと愛犬がストレスを感じるようになったり、人間社会に適応できなかったりして、結果的に愛犬が苦しい思いをする可能性があります。

3.無理に犬友達を作ろうとする

愛犬に無理に犬友達を作ろうとするのも、愛犬が苦しい気持ちになる親バカ行為です。愛犬に犬友達がいないと、飼い主にはそれが可哀想に思ったりあるいは寂しそうに見えるかもしれません。

しかし他の犬が苦手という犬もいます。愛犬がそうである場合は、犬友達を求めていません。それなのに無理にほかの犬に近づけられたりするのは、苦痛でしかないでしょう。

犬は信頼関係で結ばれた飼い主に遊んでもらえれば、犬友達がいなくても寂しくありません。

4.過度にスキンシップを取る

愛犬のことが可愛いと、ずっと抱っこをしたり触ったりしてしまいがちです。愛犬とのスキンシップは大切ですが、それが過度になると愛犬は気が休まらず、苦しい気持ちになるかもしれません。

また、飼い主と常にベッタリで過ごしていると飼い主への依存度が高まり、分離不安になる可能性もあります。これもまた、愛犬を苦しい気持ちにさせることになります。分離不安とは、飼い主と離れると大きな不安やストレスを感じ、問題行動や体調不良を起こす心の病気です。

5.食事中や睡眠中も写真や動画を撮りまくる

愛犬の写真や動画を撮りまくってしまうのは、親バカな飼い主のあるあるです。愛犬のさまざまな表情や姿を画像や映像に残しておきたいのでしょう。

しかしごはんを食べているときや、寝ているときまで動画や写真を撮られまくるのは、落ち着かず不快なものであり、愛犬を苦しい気持ちにさせる可能性があります。食事や睡眠は犬にとって大切なものですので、その邪魔をしないように配慮しましょう。

犬が苦しい気持ちになる親バカ行為を避けるには?

トレーニング中のゴールデンレトリーバー

愛犬のことが可愛いからこそ、愛犬が苦しい気持ちになってしまう親バカ行為は避けたいものです。では、そのためにはどうしたらよいのでしょうか?

1.しつけをする

愛犬が人間社会に適応して快適に暮らせるように、愛犬にしつけをする責任が飼い主にはあります。「かわいそうだから」「自由にさせてあげたいから」と考えてしつけをしないのは、責任放棄です。

しつけをする際は明確なルールを設定し、それを一貫性を持って教えましょう。愛犬にきちんとしつけをすることで、過度に甘やかすという親バカ行為を避けることができます。

2.適度な距離感を持つ

愛犬に対しては、構うときと構わないときのバランスが大切です。構いすぎるのも構わなすぎるのも愛犬のストレスになるため、適度な距離感が必要なのです。

適度な距離感を持って愛犬に接するようにすれば、過度のスキンシップ、食事中や睡眠中も写真や動画を撮りまくる、といった親バカ行為を回避できるでしょう。

3.気持ちを押し付けない

親バカな飼い主は、よかれと思って愛犬に自分の気持ちを押し付けてしまいがちです。飼い主の「服を着たほうが可愛い」「犬友達がいたほうがいい」といった気持ちを押し付けることが、愛犬の気持ちを苦しくさせる可能性があります。

飼い主の気持ちを押し付けるのではなく、愛犬の性格や気持ちを考えて行動するようにしましょう。

まとめ

微妙な表情の犬

愛犬は飼い主にとってわが子同然に可愛い存在ですから、親バカになってしまうのは仕方ないのかもしれません。ただ、愛犬を苦しい気持ちにさせてしまう親バカ行為はしないように注意しましょう。

ご紹介したような親バカ行為を繰り返していると、愛犬を苦しい気持ちにさせるだけでなく、愛犬との関係にも悪い影響が出るかもしれません。

愛犬を苦しい気持ちにさせないためにも、愛犬とよい関係を築いていくためにも、きちんとしつけをして適度な距離感を持って接し、飼い主の気持ちを押し付けないようにすることが大切です。

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