シャワー好きな犬が見せる行動
「お風呂なんて大嫌い!」な犬がいる一方で、「シャワー大好き♡!」な犬ももちろんいます。
もともと濡れることが好きか嫌いか、シャワーで良い経験をしたか嫌な経験をしたか、ということがシャワー好きにさせることもシャワー嫌いにさせることもあるようです。
今回は「シャワー好きな犬」が見せる行動を、お風呂嫌いを克服してもらうための対策などと合わせて解説します。
1.シャワーの音がすると猛ダッシュして来る
シャワー好きな犬は、シャワーの音がすると猛ダッシュして来ます。しかし、ちょっと不思議なこともあります。
我が家には、「キッチン」「お風呂場」「洗面所」「庭」にシャワーがあります。お風呂好きな愛犬が反応するのは、お風呂場のシャワーの音だけなのです。シャワーから出る水の音の違いやシャワーの音が出ている場所がどこかということを、しっかり聞き分けているのだと思います。
お風呂場でシャワーの音がすると、洗面所まで猛ダッシュして来て、すりガラスの向こうに嬉しそうにしっぽを振る愛犬の姿が見えるので、こちらも(可愛いなぁ♡)と嬉しい気持ちにさせられています。
2.お風呂場までついて来る
シャワー好きな犬は、飼い主がお風呂場に行く度、お風呂場までついて来てしまいます。
「私のシャンプーするの?」と期待しているのではないでしょうか。笑顔で見つめていたり、しっぽをブンブンと大きく降っていたり、期待している気持ちが明らかに表れていますよね。
しかしこのとき、うっかり足を滑らせてしまうことがあるかもしれません。バスタブの蓋の上に飛び乗り、溜めたお湯の中に落ちてしまうかもしれません。人が入浴するときのお湯の温度は、犬の薄い皮膚にとっては熱い温度。そんな浴槽に落ちてしまえば、軽い火傷を負ってしまうかもしれません。
そのため、愛犬のシャンプーをするとき意外のお風呂場への立ち入りは、基本的には禁止にした方がよいでしょう。
3.毎日飼い主と一緒にお風呂に入る
シャワー好きな犬の中には、毎日飼い主と一緒にお風呂に入る子もいるようです。
シャワーを浴びた後、満足する犬もいたり、飼い主と一緒に入浴する犬もいたり、楽しみ方は犬それぞれにあるようです。
「シャワーを浴びた後のドライヤーが大変で…」と話す飼い主も少なくありません。短毛犬種ならドライヤーの時間も短いですが、毛量が多かったり長毛だったりすると本当に大変ですよね。
それでも愛犬が喜んでくれたり、愛犬と一緒にお風呂に入れたりすることが嬉しくて、ついシャワーを浴びさせてしまうのだそうです。
愛犬にお風呂嫌いを克服してもらうための対策
では、そもそもお風呂嫌いな犬の場合はどうしたらよいのでしょうか。
ここからは、そんな犬にお風呂嫌いを克服させるための対策について解説します。
お風呂場を覗けるようにしておく
お風呂場に行くことさえ嫌がるのであれば、愛犬がいつでも自由にお風呂場を覗けるようにしておくとよいと思います。
我が家では、お風呂場のドアを開けっぱなしにし、ドアの前にペットゲートを設置して、愛犬が直接はお風呂場に入ることはできなくても、自由に覗いて観察することができるようにしていました。
シャワーヘッドを静音のものに取り換える
シャワーの水が勢いよく出る音を怖がる犬がいます。お風呂嫌いの原因である場合には、シャワーヘッドを静音のものに取り換えてみるとよいと思います。
ミストとなって出てくるタイプもありますので、水の勢いを怖がる犬にもおすすめです。
プロのシャンプーを受けさせてみる
お風呂に入ることは気持ちの良いことなんだ、ということを知ってもらうため、トリミングサロンや動物病院でプロのシャンプーを受けさせてみてはいかがでしょうか。
1回では分かってもらえないかもしれませんが、2回、3回と通っているうちにシャンプーしてもらうことの気持ち良さが伝わると思います。
まとめ
シャワー好きな犬が見せる行動を3つ解説しました。
- シャワーの音がすると猛ダッシュして来る
- お風呂場までついて来ちゃう
- 毎日飼い主と一緒にお風呂に入る
愛犬の皮膚の健康を守るためには、清潔を保つためには、どうしても定期的にお風呂に入れてあげる必要があります。
シャワー好きな子もいれば、お風呂大嫌いな子もいます。月1回程度のシャンプーなので、なかなか慣れにくいのだと思います。
1回1回のお風呂が重要です。嫌がってどうしようもないときは、プロの力を借りたり、シャワーが不要なドライシャンプーを使うなど対応してもよいと思います。