見た目と性格のギャップがすごい犬種
犬にはご存じの通り様々な犬種があり、同じ犬種であってもそれぞれの個体で異なるポイントもあります。そのため、一概に見た目だけでその犬を判断することは難しいはずなのですが、ついついその見た目だけで判断されがちなのも事実。
もちろん、見た目通りに少々危険な犬や、見た目通りに可愛らしい犬もいますが、中にはその見た目と性格には大きなギャップがある犬種もあるのです!
そこで今回は、見た目と性格のギャップがすごい犬種について解説します。これから新しい犬種をお迎えしたいと検討中の方は、ぜひ参考になさってください。後悔する確率が減るかもしれませんよ。
1.柴犬
私たち日本人にとって深い馴染みのある柴犬は、見た目の愛くるしさと意外な性格とのギャップに驚く飼い主も多いようです。
見た目からは想像することができない、柴犬の性格とは…?!
- とにかく頑固!嫌なものは嫌!無理なものは無理!
- 警戒心がめちゃくちゃ強い!飼い主や家族を警戒することもある
- 飼い主や家族にもツンデレでデレることは滅多にない
- 他人には基本的に不愛想で好かれようとして愛嬌を振りまくことはない
日本犬の中で唯一の小型犬ですが、猟犬としての高い潜在能力を持っており、まるっとモフッとした可愛らしい体は、実は犬本来のバランスの整った体型をしています。
2.アメリカン・ピット・ブル・テリア
獰猛で咬みつき事故や死亡事故を起こしている犬種、というイメージを持たれていらっしゃるのではないでしょうか。
見た目にも筋肉質でガッシリとした体格が恐ろしく感じられてしまうことがあります。無表情で、まるで睨みつけているかのような鋭い目つきと表情にも思わず目を逸らしたくなります。
見た目からは想像することができない、アメリカン・ピット・ブル・テリアの性格とは…?!
- 赤ちゃんや子供が大好き♡(子守りが得意)
- 無邪気でいつまでも子犬のよう
- 甘えん坊で寂しがり屋!飼い主の姿を鳴きながら探すこともある
見た目の怖さとは違い、本来は人に対しても犬に対しても愛情深く優しい性格の犬です。飼い主を喜ばせるために頑張りすぎてしまう性格でもあります。
3.ポメラニアン
小さな体を覆うモフモフでボリューミーな被毛とあのニコニコな笑顔を見ると、誰もが思わず頬を緩ませてしまうほど可愛らしい見た目をしたポメラニアン。
つい赤ちゃん言葉で話してしまう…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんないつまでも子犬のような見た目をしているポメラニアンですが、実際の性格は…?!
- めちゃくちゃ吠える!(警戒心が強い)
- 見慣れないものを異常に怖がる
- 物覚えがよく芸達者(しつけもしやすい)
- 運動量が多い!アジリティーなどハードな運動も得意
見た目の可愛さとは違い、勇敢な性格の持ち主です。自分よりも何倍も体の大きな犬にも立ち向かっていく強さを持っています。
4.ドーベルマン
筋肉質で美しい体が特徴のドーベルマンですが、「大変だから飼わない方がいい」と言われることがよくあります。それは、見た目の怖さからなのでしょうか。
警察犬や軍用犬として活躍する犬種であり、一般の家庭で飼うことには相応しくないということなのでしょうか。
ドーベルマンの実際の性格は…?!
- 犬見知りでドッグランでは飼い主の足元に隠れちゃう
- 甘えん坊で体が大きくなっても抱っこされたがる
- 小型犬に吠えられてしょんぼりしちゃう
- 雷や花火の音が怖くてブルブル震えちゃう
- 飼い主にはデレデレでベッタリくっついていたい
- ドジでよく転びそうになる
警察犬として銃を持った凶悪犯に立ち向かい、軍用犬として戦場に出向くこともあるなんて、全くイメージできない性格の持ち主なんです。
ドーベルマンの飼い主の全ての方が、愛犬の性格に対しておっしゃる言葉が「甘えん坊」です。「甘ったれ」や「ヘタレ」と表現する飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。
まとめ
見た目と性格のギャップがすごい犬種を4つ解説しました。
- 柴犬
- アメリカンピットブルテリア
- ポメラニアン
- ドーベルマン
この4犬種の特徴は、強面な犬ほど甘えん坊で、愛らしい見た目をしている犬ほど勇敢だということです。
犬という動物や愛犬の性格を正しく理解し、愛犬にとって必要な適切なしつけを飼い主が徹底して行っているということも、見た目と性格のギャップを生んでいるのではないかと思います。