「犬を笑顔にする方法」とは
愛犬が口角を上げて「ニコッ」と笑う姿は、本当に可愛らしく癒されます。愛犬がうれしかったりたのしい気持ちからの笑顔なら、愛犬のためにもコツを学んでおきたいですよね。
そこで今回は、「犬を笑顔にする方法」について解説します。ぜひ愛犬に試してみてくださいね。
1.飼い主が笑顔でいる
犬を笑顔にする方法のひとつとして、「飼い主が笑顔でいる」ことこそが、最も大切だと言っても過言ではありません。
飼い主さんが愛犬の笑顔を見たいと思うように、愛犬も大好きな飼い主さんの笑う顔が見たいのです。それなのにイライラしたり悲しい顔ばかりしていると、犬はとても不安に感じます。
愛犬に笑顔でいてもらうためには、飼い主さんが穏やかにニコニコと笑顔で過ごすことが何よりも大切なのです。
2.大好きなごはんやおやつを与える
食べることが大好きな犬は多いものです。誕生日や記念日に、いつもよりちょっと豪華なごはんをあげることで、愛犬を笑顔にできるかもしれません。
またそれとは別に、例えばお利口さんでお留守番してくれたとき、飼い主さんのいうことを聞いてくれたときに与えることもおすすめです。それだけで愛犬の満足度はグッと上がり、笑顔になってくれる可能性があがるでしょう。
もちろん、笑顔にしたいからといっておやつやご飯の与えすぎは肥満の原因になりますので、健康管理には十分気を付けてくださいね。
3.いつもと違う散歩をする
食べることと同様に、散歩が大好きな犬も多いですよね。人間同様、犬も健康維持のために運動は欠かせません。
とはいえ、毎日の散歩で大体同じようなルートを散歩していないでしょうか。犬はルーティンを好むので決して嫌ではないと思いますが、たまに違う道を歩いてみることもおすすめです。
また、あえて坂道や原っぱを歩いたり、いつもより長く散歩すると初めての匂いに愛犬の好奇心も満たされます。「楽しいね!」と笑顔であなたの顔を見ながら歩いてくれるでしょう。
4.犬の友達を作る
相性の良い犬の友達と遊ぶことも、愛犬を笑顔にさせるには良い方法のひとつです。
犬同士でじゃれ合ったり、走り回ったりすることでストレス解消にもなります。ドッグランで楽しそうに遊ぶ愛犬の姿はこちらも笑顔になりますよね。
ただし、他の犬と触れ合うことが苦手な子もいます。無理に遊ばせることはストレスになりますので、愛犬の性格をきちんと考えたうえで配慮してあげましょう。
5.危険なこと以外は「ダメ」にしない
人間主体の社会で一緒に暮らしているので、犬も多かれ少なかれ我慢することもあるでしょう。飼い主さんのライフスタイルに合わせて生活している犬が多いはずです。
命に危険が及ぶこと以外は寛容に、なるべく愛犬が不自由なく暮らせるよう環境を整えてあげると良いですね。お互い気が楽になることで、愛犬の笑顔を引き出しやすくなります。
犬の「ストレススマイル」とは?
愛犬を笑顔にするコツが学べたところで、犬の飼い主として知っておくべきことがあります。それは、犬が笑顔を見せているように見えても、実は犬には、喜んで見せている笑顔ではない表情がある、ということです。
犬が緊張や不安を抱えてストレスを感じたときに見られる表情があります。この表情は、一見笑っているようにも見えることから「ストレススマイル」と呼ばれ、楽しい状態とは相反するときに出現するボディランゲージです。
一見笑っているようにも見えますが、よく見ると鼻にシワが寄っていたり目を見開いている表情をしています。顔がこわばり緊張しているように見える場合は、何かしらのストレスを感じているかもしれません。
日頃から注意深く愛犬の様子を観察し、嫌がる原因を取り除いたり、スキンシップを増やすなどの対応をしましょう。
まとめ
もし愛犬が何だか元気がない、笑顔を見ることが減ったなと思ったら、まずご自身の愛犬に対する言動や行動を振り返ってみてください。
また、ご家族の輪が乱れていることはないでしょうか。犬は人間の表情や仕草にとても敏感です。
愛犬に笑顔でいてもらうためには、あなたや家族が穏やかで楽しく過ごすことが一番です。最もシンプルながら大事な方法です。
ぜひ愛犬の可愛い笑顔をたくさん見つけられるような環境作りを心がけてくださいね。