犬は飼い主のどのような行動にがっかりするの？
多くの犬は飼い主のことを信頼し、深い愛情を抱いています。しかし、あまりにも飼い主が犬をがっかりさせるような行動をとっていると、次第に犬も飼い主に呆れてしまい、信頼関係が崩れてしまう原因になることも…。
- 犬の期待を裏切るような行動
- 犬を騙すような行動
- 感情の起伏が激しくすぐに怒鳴る
- 飼い主の気分によりルールが変わりがち
- ちょっとしたことで慌てるなど落ち着きがない
- 愛犬の気持ちを理解しようとしない
以上のような行動は愛犬をがっかりさせてしまう恐れがあるので、心当たりのある方は早めに改善していきましょう。
犬が『がっかりです』と飼い主に伝えているサイン4選
犬は飼い主にがっかりした時、あるサインを見せることがあります。ここでは、犬が「がっかりです」と飼い主に伝えているサインを紹介するので、このようなサインが頻繁にみられる場合は注意しましょう。
1.あくびをする
犬は不満な時や退屈な時など、ストレスを感じた時にあくびをして見せることがあります。犬の期待を裏切るような行動をとった後や、感情に任せて怒鳴ってしまった後など、犬があくびを見せることがあれば、がっかりされている可能性があるでしょう。
他にも愛犬の気持ちを汲みとらずになかなかかまってあげられない時なども、あくびをして見せることがあります。何度もあくびをしている時は注意しましょう。
2.「ふっ」と短いため息を吐く
犬のため息には大きく分けて2種類あります。深い「フーッ」というため息を吐くときは、満足している時です。短く「ふっ」と短いため息は、不満がある時に見られます。
そのため、気持ちを理解してあげられなかったり落ち着きのない様子を見せるなど、犬が飼い主の行動に呆れてしまった時やがっかりした時も、「ふっ」と短くため息を吐くことがあります。
3.声かけやスキンシップへの反応が薄い
今までは声をかけるとすぐに振り返ったり駆け寄ってきてくれた愛犬が、最近どこか素気ない態度をとるようになったと感じることはありませんか。
犬が飼い主にがっかりしてしまうと今までよりも素っ気ない態度を取ったり、中には聞こえないふりをしたり無反応を貫く犬もいます。
4.飼い主が近づくと目を逸らす
飼い主がコミュニケーションを取ろうとすると、なぜか目を逸らしたりその場から逃げるように離れたりする行動も、犬が飼い主に対してがっかりしたり呆れたりしている時に見られる行動です。
必ずしもがっかりしたから目を逸らしているとは限りませんが、以前よりも態度が冷たくなっているなど心当たりがある場合は要注意です。
愛犬をがっかりさせてしまったら…飼い主が取るべき対応
もしも上記で紹介したような犬のがっかりサインが頻繁に見られている場合は、愛犬からがっかりされるような行動を飼い主側が何度も続けている可能性があります。
まずは犬の信頼を取り戻すべく、落ち着きのある行動や愛犬の気持ちを汲み取った行動を心がけましょう。また、愛犬の期待を裏切るような行動は控え、愛犬が喜んでくれるような接し方を意識してみましょう。
積極的にアイコンタクトを取ったり、愛犬のボディランゲージからどのような心理状態なのか、何を要求しているのか理解し正しく対応することで、徐々に信頼回復につながります。
まとめ
いかがでしたか。飼い主が何気なく取っている行動が、実は愛犬をがっかりさせていることも珍しくありません。今回紹介した犬のがっかりサインが多く見られている場合は、自身の接し方や態度、行動を見直して信頼回復に努めましょう。
