犬が撫でてもらうのが好きな理由
犬は基本的に信頼している飼い主さんから撫でてもらうことが大好きです。犬はとても社会性の高い動物なので、撫でてもらうなどの触れ合いはコミュニケーションのひとつになります。
撫でてくれる相手が信頼している飼い主さんであれば、ストレス解消やリラックス効果もあるためとても心地が良いよう。飼い主さんに撫でてらもうことで安心感を得て、愛情を感じることが出来るので至福の時間でもあります。
また、自分の四肢では届かない箇所も飼い主さんの手で撫でてもらうことが出来るため、とても気持ちが良いようです。
犬にとって「撫ででもらう」と言うことは、コミュニケーションや安心感、気持ち良さ、また飼い主さんの愛情を感じることができるなど良いことずくめ。飼い主さんの手がピタッと止まった時「やめないで…」とアピールするのも無理はないかもしれません。
可愛らしい『撫でるのやめないでください』とアピールしている時の仕草や行動を確認していきましょう。
犬が『撫でるのやめないでください』とアピールしている時の仕草や行動3選
1.前脚でチョイチョイ
愛犬を撫でている手をふと止めた時、その手に前脚でちょいちょいと触れてきたことはありませんか?これはもちろん「撫でるのやめないで」や「手を止めないで」のサイン。とても可愛らしいこの行動は甘えている時の仕草になります。
前足でチョイチョイとタッチしてくる仕草は、遊んでほしい時やオヤツがほしい時などの要求のサインでもあり、また不安を感じている時などにも見せる行動でもあります。
2.ジっと見つめてくる
犬は飼い主さんのことを良く見つめる生き物ですが、撫でる手を止めた時にも「撫でるのやめないでください」と催促するように見つめてくることがあります。
オスワリしている愛犬の背中を後ろから撫でている時であれば、くるっと後ろ側を向くような姿勢をとって、動きが止まった飼い主さんの手をジッと見つめることもあるはず。
また飼い主さんの顔を覗き込むように「どうして止めるの?」と潤んだ瞳で見つめてくることも…。もう一度撫でずにはいられない可愛らしい行動ですよね。
3.起きてしまう
愛犬を優しく撫でていると、うっとりとして寝てしまう犬もいるのではないでしょうか。ぐっすりと寝てしまわなかったとしても、心地良さからコロンと横になる犬も少なくないと思います。
そんな時に突然撫でいる手を止めるとムクッと起きてしまうこともあるはず。「なんでやめるの?」と言わんばかりの表情で見つめてきた時は、「撫でるのやめないでください」と言うアピールになります。
犬を撫でることのメリット
犬にとって「撫でてもらうこと」は、飼い主さんとの特別なコミュニケーションでもありますし、安心感や心地良さを感じるため大好きなスキンシップのひとつであることは間違いありません。愛犬を撫でることにはいつくかのメリットがあります。
1.オキシトシンが分泌される
飼い主さんが愛犬を撫でることで、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されることがわかっています。オキシトシンは、癒しを感じたり幸せを感じやすくなるホルモンと言われ、幸福感が増し免疫力も高まると言われるホルモンです。
撫でることでオキシトシンが分泌されるのは愛犬だけではなく、飼い主さんにもオキシトシンが分泌されるため、互いに幸福度が高くなることが分かっています。犬を撫でることで互いのストレスが軽減されているのです。
2.信頼関係の強化
愛犬にとって飼い主さんとの触れ合いは、愛情を感じやすいスキンシップになります。定期的に撫でてあげることで、信頼関係も築きやすくなるでしょう。信頼関係がしっかりと築けていると、しつけもしやすくなるというメリットもあります。
3.健康チェック
頻繁に愛犬を撫でてあげることで健康チェックもしやすくなります。皮膚や被毛のチェックはもちろん、関節などに痛みが生じている時には、いつもどおり優しく撫でていてもリアクションが違うはず。いち早く愛犬の体調の変化に気づいてあげることが出来るはずです。
まとめ
愛犬の「撫でるのやめないでください」とアピールする仕草や行動は、可愛らしいものばかりですよね。撫でることはもちろん、マッサージなど愛犬に触れることはとても良いスキンシップなので、毎日たくさん触れてあげましょう。