愛犬があなたに伝えたいと思っていること
普段から愛犬にたくさんんの愛情を注いでいれば、愛犬の方もなにかしらの感情を抱いているのではないでしょうか。
人間の言葉で会話できない分想像するしかないのですが、そうだとしても、愛犬が大好きな飼い主さんに伝えたいと思っている共通の想いがあるはずです。
そこで今回は、愛犬があなたに伝えたいと思っていることについて解説します。
1.飼い主さん大好き!
愛犬はやはり、自分の世話をしてくれる飼い主さんのことが大好きです。
しかし犬にも個性がありますので、あまり甘えてこずになんとなく素気ない性格の犬や、家族の中で「懐く人」「懐かない人」を明らかに分けている犬など、個体差はあるかと思います。
全ての犬が素直に「大好き♡」と表現してくれないとしても、犬はもともと、群れを大事にする動物です。
素直に表さくことがなくても、「飼い主さん大好き♡」という気持ちは、どの犬にもあるはずです。
2.気持ちをわかってほしい、わかり合いたい
犬は、相手の気持ちを読み取るのが得意な動物です。飼い主が喜んでいる、悲しんでいる、怒っている、体調が悪いなどの変化があると、愛犬にはすぐにわかってしまいます。
では、犬は飼い主の気持ちをわかってくれますが、あなたは愛犬のことをわかってあげられているでしょうか。
人間は感情のやり取りをするのに言葉を使うので、言葉を話さない犬の気持ちはわかりづらいですね。
愛犬が「寂しい」「もっと撫でて」「一緒にいたい」などと飼い主に対して感じているとき、その気持ちを瞬時に察して、ベストなタイミングで対応してあげることができているでしょうか。
犬にとって、飼い主はかけがえのない存在です。大好きな飼い主には互いの気持ちをわかり合いたいとどんな犬も思っているはずです。
3.守ってほしい・守りたい
犬は一生人間に世話をされるので、大人になっても幼さが残ります。そのため、飼い主には(自分を守ってほしい)と思っています。たとえば、怖がりな犬は、驚くと飼い主の後ろに隠れてしまうことが多いのではないでしょうか。
その一方で、(飼い主を守らなくては!)とも思っています。犬は元々群れで暮らしていたので、本能的に「仲間は守るべきもの」という意識があります。
飼い主が頼りない場合、犬は「自分がしっかりしなくては!」と自己主張が強くなります。来客に吠えて困る、言うことを効かないなど困っている人もいますが、犬は仲間を守ろうとしてやっていることが多いです。
犬に飼い主からできる恩返し
愛犬が飼い主に伝えたいと思っていることが前章で理解できました。そんな愛犬からの愛情が伝われば、飼い主としてもちろん恩返ししたいですよね。
そこでここからは、犬に飼い主からできる恩返しの具体例を紹介します。
スキンシップをよくする
ここでいう「スキンシップ」とは、愛犬の体を撫でる、話しかける、おもちゃで遊ぶなどです。当たり前のことのように見えますが、犬にとってはとても嬉しいことです。
忙しくて愛犬とふれあう時間がとれない人もいると思いますが、朝起きたときや帰宅したときに、1分撫でたり話しかけたりしてあげるだけでも違います。
遊ぶ時間をしっかり作るよりも、1日の中でふれあう機会が何度もあった方が犬は飼い主を身近に感じられます。
また、普段からよくふれあっていると犬も甘えるようになり、体調が悪いときには飼い主に助けを求めるようになって、すぐに対応できるようになります。
健康管理を欠かさない
犬が毎日ごはんを食べて散歩をして、楽しく暮らすことができるのは、健康であってこそです。愛犬の健康のためには、体に良いものを食べさせて、快適に暮らせるように環境を整えてあげる必要があります。
また、愛犬に与えるフードが愛犬の体質に合っているかどうか、飼い主は丁寧に観察しなくてはいけません。年齢に合わせたフードを与え、いつもと違うものを食べたら体調に変化はないか、細かく様子を見ましょう。
犬の居場所は暑すぎず寒すぎず、エアコン等を使って心地よい室温に調整してください。また寝床はフワフワが良いのか、硬い方が良いのか犬の好みを把握して整えてあげましょう。
他にもシニアになって足腰が弱ってきたら補助具やカートを使わせる、というようなサポートが必要です。
まとめ
犬と暮らしてから季節の変化を感じられるようになった、一緒に観光地に行くようになったという人は多いでしょう。
犬と暮らすとお金がかかり、子犬時代にはしつけ、シニアになってからは介護が必要になることもあって大変なことが多いです。
しかし、大変だから感じられる幸せもあります。一生懸命世話をすれば犬は応えてくれます。
愛犬が伝えたいと思ってくれていることを日々年頭に置きながら、愛犬とは大変なことも楽しいことも共有できる間柄になりたいですね。