犬が呆れてしまう飼い主の姿や行動とは
犬は様々な感情を抱く動物です。また、とても賢いため飼い主の行動を見ていろんなことを学習したり、多くの複雑な感情を抱くこともあります。
そんな犬たちは飼い主のある行動や姿に対して、「何しているの」「頼りないなぁ」と呆れてしまうこともあります。以下のような行動は、愛犬を呆れさせてしまうので注意しましょう。
- 落ち着きがなくすぐに慌てる
- 感情的に犬や家族を怒鳴りつける
- 愛犬からのかまってアピールに全く気付かない
- 過剰にしつこいスキンシップを行う
心当たりありませんか。以上の行動や態度を見せ続けていると頼りにならないと呆れられてしまい、関係性にも悪影響を及ぼします。
なるべく愛犬の前では冷静に落ち着いた様子を貫いたり、愛犬の気持ちを汲み取った対応ができるように心がけましょう。
犬が飼い主に『呆れている』時に見せる仕草や行動5選
犬が飼い主に呆れているとき、ある仕草や行動、表情を見せることがあります。ここでは犬が飼い主に呆れている時に見せるサインを紹介するので、以下のサインが見られたら自身の行動や態度を見直しましょう。
1.「ふっ」と短いため息を吐く
犬は不満を感じた時、「ふっ」と短いため息を吐き出すことがあります。鼻を鳴らすような短いため息を聞くと、「何か気に入らないことでもあったのかな？」と気付く飼い主さんも多いでしょう。
飼い主が落ち着きのない様子を見せたり、愛犬から見て頼りない様子を見せたりしたタイミングで短いため息を吐いた場合は、呆れられている可能性があります。
2.チラッとこちらを一目見て目を逸らす
飼い主が慌てているときや感情のコントロールができていないときなど、犬が呆れるポイントを見せているときにチラッとこちらに視線を寄越し、そのままスッと目を逸らす仕草を見せたときは注意しましょう。
もしかすると「頼りないな」「落ち着きがないな」と呆れられている可能性があります。ただし、単純に疲れていて動く気力がないだけという時もあるので一概には言い切れません。
3.声をかけられても反応しない、反応が薄い
多くの場合、犬は飼い主に声をかけられると何かしらの反応を見せます。顔をこちらに向けたり、駆け寄ってきたりすることが多いでしょう。
しかし、犬が飼い主に呆れていたり信頼できないと判断している場合は、飼い主の呼びかけを無視したり極端に薄い反応を見せたりするのです。
4.飼い主に対する表情に覇気がない
飼い主とスキンシップをとっている時、あるいは飼い主のことを見つめている時、柔らかい表情ではなく覇気のない気怠そうな表情を見せていませんか。
このように飼い主の行動に対して覇気のない表情を見せているときは、呆れていたり不満を感じている可能性が高いです。自分の行動を思い返し、改善していきましょう。
5.すっと静かに飼い主から離れる
犬は飼い主に呆れているとき、静かにその場を離れて静かな場所へと移動することが多々あります。落ち着きのない行動やしつこいスキンシップから逃げるように離れていく様子は、まさに「呆れ」という感情が当てはまる姿です。
もちろん単純にひとりでのんびり過ごしたい時にも、飼い主から離れた場所で休むことはあります。
しかし、近くにいたのに飼い主が落ち着きのなさを見せたタイミングで離れて行く場合は、呆れて場所を移動している可能性が高いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。犬は飼い主に呆れているとき、今回紹介したような仕草や行動を見せることがよくあります。あまりにも頻繁に呆れられる行動をとっていると信頼関係にヒビが入ってしまうため、飼い主は改善に努めましょう。
