愛犬のテンションを下げる飼い主の行動
愛犬の元気がない。呼んでも反応しない。おやつをもらいに来ない。何だか愛犬に避けられているような気がする…というとき、体調不良や病気を疑ってしまうことがありますよね。
直前の様子や出来事を思い返してみてください。愛犬のテンションを下げてしまうようなNG行動をしていませんか?
1.何もないのに何度もしつこく呼ぶ
何もないのに何度もしつこく呼ぶことは、愛犬のテンションを下げる飼い主の行動です。
愛犬が「呼んだ?」と、嬉しそうな笑顔で来てくれるのは、飼い主にとっても嬉しいことですよね。その表情や姿が可愛くて、つい何度もしつこく呼んでしまうもとがあるのではないでしょうか。
犬にだって、何もないのにしつこく呼ばれることに苦痛を感じることはあります。愛犬は、飼い主に呼ばれたとき、嬉しい出来事を期待しているからです。
呼んで来てくれたときは、「来てくれてありがとう」と言葉をかけたり、撫でたり、愛犬が喜ぶことをお返ししてあげてはいかがでしょうか。
2.わざと犬が好きな言葉を発する
わざと犬が好きな言葉を発することは、愛犬のテンションを下げる飼い主の行動です。
「おやつ」「お散歩」「お出かけ」など、わざと言ってしまったことがあるのではないでしょうか。愛犬が強く反応を示す言葉だからです。
「おやつくれるの?」と、顔を覗き込んでくる姿って可愛いですよね。お散歩を期待して、玄関まで行ってしまう姿を面白がってしまうこともあるのではないでしょうか。
期待を裏切られてしまった犬は、テンションが下がってしまいます。飼い主の言葉を信じられなくなってしまう犬もいるのではないでしょうか。
3.失敗を叱る
失敗を叱ることは、愛犬のテンションを下げる飼い主の行動です。
よくあるのが、トイレの失敗を叱ってしまうNG行動です。トイレの失敗は、叱らないことがトレーニングの基本なんです。
犬にも失敗してしまったことは分かります。叱られる前からテンションは下がっています。そこへ追い打ちをかけるように叱ると、さらにテンションは下がってしまいます。
そのことが原因となり、室内でトイレをすることができなくなってしまう犬もいます。トイレトレーニングは、失敗を叱るのではなく、成功を褒めることが成功の秘訣です。
4.服を着せたり靴を履かせたりする
愛犬のテンションを下げる飼い主の行動には、服を着せたり靴を履かせたりすることも当てはまります。
服を着せるとテンションが下がり、歩かなくなってしまったり、動かなくなってしまったりする犬がいますよね。
しかし、寒さから守るために服を着せなければならない場面があります。災害時には、瓦礫の上を歩かなければならないこともあり、手足を守るために靴を履かせなければならない場面もあります。
いざという時のために、服を着ること、靴を履くことに慣れておいた方がよい、というのも事実です。ただし、無理強いはしないということが何よりも大切です。
まとめ
愛犬のテンションを下げる飼い主の行動を4つ解説しました。
- 何もないのに何度もしつこく呼ぶ
- わざと犬が好きな言葉を発する
- 失敗を叱る
- 服を着せたり靴を履かせたりする
愛犬のテンションを下げてしまうNG行動である、ということを分かっていながら、可愛い姿見たさに行動してしまうことはよくありません。
飼い主に対して、愛犬が不安を抱く原因になってしまうこともあるので要注意です。
飼い主のどんな行動が愛犬のテンションを下げてしまうのかは、犬それぞれの性格によっても異なることがあります。愛犬が嫌がる飼い主のNG行動をよく見極めることが大切だと思います。