『他人に心を許しにくい犬』の特徴4選!飼い主にできることと必要な配慮に「初対面の時は気を付けよう」

『他人に心を許しにくい犬』の特徴4選!飼い主にできることと必要な配慮に「初対面の時は気を付けよう」

『他人に心を許しにくい犬の特徴』についてまとめました。他人に心を許しにくいのは、犬が自分自身の心を守るためなのかもしれません。

お気に入り登録

「他人に心を許しにくい犬」の特徴

隠れて身をかがめる犬

我が家には他人に心を許さない愛犬がいます。お散歩に行けるのは私だけです。触れることができるのは家族だけです。

他人を威嚇したり攻撃したりすることはありませんが、10歳を過ぎた今も他人に心を許せずにいます。

そんな愛犬を持つ飼い主だからこそ分かる、他人に心を許しにくい犬の特徴と、飼い主にできる愛犬への配慮、他人への配慮について解説します。同じように、他人に心を許せずにいる犬と飼い主のお役に立てますように♡

1.他人と接する機会が少なく育った

他人に心を許しにくい犬の特徴は、他人と接する機会が少なく育ったことです。

子犬の頃、他人と接する機会が少なく育った犬は、社会化が進みません。他人とどのように接したらいいのか分からないまま成犬へと成長してしまいます。

成犬になってからでも社会化を学ばせることは可能ですが、お手伝いしていただく他人は、犬と暮らしたことがある方が望ましいでしょう。

2.捨てられた過去がある(元保護犬)

他人に心を許しにくい犬の特徴は、捨てられた過去があることです。

たった一度かもしれませんが、人に裏切られたのです。信頼していた飼い主に捨てられたのです。犬はお世話してくれる人なしでは生きていくことができません。命の危険さえ感じたでしょう。

また新しい家族に迎えられた後も、なかなか他人に心を許しにくいです。

3.他人から怖い思いをさせられたことがある

他人に心を許しにくい犬の特徴は、他人から怖い思いをさせられたことがあることです。

  • 怒鳴りつけられた
  • 叩かれたり蹴られたりした
  • 追いかけ回された

このような経験が他人に心を許しにくいきっかけになってしまうことがあります。飼い主や家族以外の全ての他人が危険な相手なのではないかと感じられてしまうのだと思います。

4.人付き合いが苦手な飼い主と暮らしている

他人に心を許しにくい犬の特徴は、人付き合いが苦手な飼い主と暮らしていることです。

犬は飼い主を見て学習します。飼い主が人付き合いが苦手であると、犬も他人に心を許しにくくなってしまうことがあります。

飼い主が他人に心を許している姿を見て学ぶ機会が少ないことが理由でしょう。

飼い主にできることと必要な配慮

足元で不安そうな白黒の犬

では、愛犬が「他人に心を許しにくい犬」の場合、飼い主としてできることと必要な配慮について確認しておきましょう。

「心を許せなくても大丈夫」と教えてあげる

愛犬のために飼い主にできることは、他人に心を許しにくい犬に対して「心を許せなくても大丈夫」と教えてあげることです。

その方法は、愛犬が心を許していない他人と無理に触れ合いをさせようとしないことです。

その分、愛犬が心を許すことができている他人、もう少しで心を許せそうな他人との触れ合いを大事にしてあげるとよいと思います。

初対面での距離感を保つ

愛犬のために、飼い主に必要な配慮は、初対面での距離感を保つことです。

「犬を他人にいきなり近づかせない」「他人に犬をいきなり撫でさせない」ことで、愛犬に他人への良い印象を持ってもらうためにも必要なことです。

他人に心を許しにくい犬なのですから、初対面で急にグッと心を距離を縮めることは不可能でしょう。

まとめ

足元に隠れるようにして見ている犬

今回は、「他人に心を許しにくい犬」の特徴を解説しました。

  • 他人と接する機会が少なく育った
  • 捨てられた過去がある(元保護犬)
  • 他人から怖い思いをさせられたことがある
  • 人付き合いが苦手な飼い主と暮らしている

特徴を持つこと以外には、警戒心が強い・臆病・ビビリなどの生まれ持った性格が影響する場合もあるのではないかと思います。

他人に心を許しにくいことは決して悪いことではありませんが、獣医師やトリマーなど、ぜひ心を許してほしい他人は必ずいます。

今は他人に心を許しにくくても、愛犬の気持ちを第一に考え、少しずつ人慣れできるといいですね。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。