犬が不安になっているときに見せるサインは?
犬が不安になっているとき、飼い主として気持ちを落ち着かせてあげたり安心させてあげたいと思いますよね。犬が不安になっているときは、以下のようなサインを見せることが多いです。
- 尻尾を足の間にしまい込む
- 背中が丸まっている
- 何かに隠れるような行動を見せる
- ブルブルと小刻みに震える
- 体を硬直させて動かない
- 不安の対象をじっと上目遣いで見つめ続ける
このような行動が見られたら不安を感じているサインです。飼い主さんは正しい方法で愛犬を安心させてあげましょう。
何を意識すべき?犬を安心させる5つの方法
愛犬が不安を感じているとき、飼い主としてどのような方法で安心させるべきなのでしょうか。ここでは、犬を安心させる方法や意識すべきコツを紹介します。
1.不安や恐怖の対象から離れる
まずは愛犬が不安や恐怖を感じている対象と距離を置かせましょう。例えば、散歩中に他の犬や人に遭遇して不安を感じているようならば、少し離れた距離に移動して散歩を続行します。
不安や恐怖の対象から離れるだけでも気持ちが落ち着く犬は多いので、まずはこの方法を実践してください。音にびっくりしている場合は、音量を下げるなどできる範囲で対応しましょう。
2.不安や恐怖の対象と愛犬の間に飼い主が入る
不安や恐怖の対象から離れるだけでなく、その対象と愛犬との間に飼い主が入り、盾となることで安心感を覚える犬もいます。
犬にとって飼い主は信頼できる存在です。そんな絶対的な存在である飼い主が間にいることで、「襲われない」「怖い思いをしなくて済む」と安心する犬は多いです。
3.優しく穏やかな声で声をかける
不安を感じているときは、飼い主が声をかけてあげることも重要なポイントになります。犬は飼い主の匂いや声に安心感を覚えることも多いので、声を聞くだけでも「ひとりじゃない」「隣に飼い主さんがいてくれる」と気持ちを奮い立たせることができます。
声をかけるときは愛犬の不安や恐怖心を煽らないよう、なるべく優しく穏やかな声を意識しましょう。飼い主が落ち着いた様子を見せていれば、犬も「大丈夫かも」と気持ちを落ち着かせるきっかけになることがあります。
4.おやつや遊びなど好きなもので注意を逸らす
愛犬が不安に感じているとき、おやつやお気に入りのおもちゃなどが近くにある場合は、それらを上手く活用しましょう。
大好きなものや夢中になれるものを見せられると、犬によっては不安要素よりもそちらに意識が向く子もいます。気を紛らわせることで、ポジティブな方向へと注意を逸らすことができますよ。
5.触れるときは優しく撫でてあげる
犬が強い不安や恐怖心を抱いているときは、むやみに触れてはいけません。触れられたことに驚いてしまい、咄嗟に攻撃的な行動をとってしまうことがあるからです。
しかし、比較的落ち着いた様子を見せている場合は、優しく声をかけた後に撫でてあげましょう。大好きな飼い主に触れられることで、気持ちが落ち着く犬は多くいるからです。
まとめ
いかがでしたか。愛犬が不安になっているからといって、すぐさま触れることは避けてください。まずは優しく落ち着いた態度で声をかけつつ、不安や恐怖を感じている対象と距離をとることを優先しましょう。