犬のベッドは洗うべき?頻度はどのくらいが理想?
犬を飼っているご家庭では、愛犬専用のベッドを持っているお家も多いでしょう。毎日のように使っている犬用ベッドは、愛犬の体臭や汚れ、皮脂などさまざまな汚れが付着しています。
一般的に取り外しが可能なベッドカバーは週に1回を目安に、ベッド本体は月に1回、使用頻度が低い場合は半年〜年1回を目安に洗濯することが推奨されています。
犬のベッドでやってはいけない洗い方
犬用ベッドを洗濯する際は、洗い方にも注意が必要です。ここでは犬用ベッドにやってしまうと型崩れや、愛犬のストレス原因になるNGな洗い方を紹介します。
1.抜け毛が付いたまま洗濯機で洗う
ベッドを洗濯機で洗う場合は、ベッドに付着した抜け毛や汚れを取り除いてから洗濯機に入れてください。
抜け毛が付いたまま洗濯機で洗ってしまうと排水口に詰まったり、洗濯機の故障原因になる恐れがあります。
また、他の洗濯物に抜け毛が付着してしまうため、必ず粘着ローラーなどで取り除いてから洗いましょう。
2.香り付きの洗剤や柔軟剤を使う
犬用ベッドを洗うときは、香り付きの洗剤や柔軟剤を使わないよう注意してください。人工的な香りの強い洗剤や柔軟剤を使ってしまうと、愛犬のベッドにも香りが移る恐れがあります。
犬は人工的な匂いや強い香りが苦手です。香りのついたベッドを使っていると、強烈な匂いに不快感を覚えたり、自分の匂いが消されてしまったことに不安を覚え、ストレスの原因になる恐れがあります。
3.洗濯洗剤を多めに使用する
愛犬のベッドに匂いが染み付いているから、他の衣類よりも汚れていそうだからという理由で、洗濯洗剤を多めに使用する人がいます。しかし、洗濯洗剤は多く使用すれば良いというわけでもありません。
洗濯洗剤を必要以上に投入してしまうと、濯ぎの段階で洗剤を洗い落とし切れずベッドに付着したまま残ってしまいます。
すると残った洗剤から細菌が繁殖したり、洗剤が直接皮膚に触れることで皮膚炎を招く恐れがあります。洗剤は適量使うように心がけましょう。
4.洗濯機不可のベッドを洗濯機で洗う
犬用ベッドの中には、洗濯機で洗えないベッドも多くあります。洗濯機使用不可のベッドを洗濯機で洗ってしまうと、型崩れを起こしたり洗濯機でエラーを招いたりします。
犬用ベッドは必ず購入時に洗濯表示をチェックし、洗濯機が使えるか否か確認してください。また、ベッドによっては水洗いができないものもあるので注意しましょう。
犬用ベッドの理想的な洗濯方法を解説!
犬用ベッドを洗う際は、犬用ベッドならではの洗濯ポイントを押さえる必要があります。
- 抜け毛や汚れを粘着ローラーで取り除く
- 洗濯表示に従って洗う(洗濯機または手洗い)
- ペット用洗剤やペット用柔軟剤の使用が理想
- 人間用洗剤を使用する場合は刺激が少なく無香料の洗剤を使う
- 洗剤や柔軟剤は適量を守る
- 乾燥機や天日干しでしっかり乾かす
洗剤はペット用洗剤やペット用柔軟剤を使う方法が理想ですが、洗剤に関しては刺激の少ない無香料な洗濯洗剤であれば、人間用の洗濯洗剤を使うことが可能です。
ただし柔軟剤は香りの強いものが多いので、犬用ベッドに柔軟剤を使用する場合はペット用を選ぶべきでしょう。
最後に、洗ったベッドは必ずしっかり乾燥するまで乾かしてください。乾燥機を使うこともできますが、商品によっては型崩れの心配があります。なるべく天日干しでしっかり乾かしましょう。
まとめ
犬のベッドは愛犬にとって負担の少ない方法で洗濯したり、洗濯する際に型崩れや洗濯機の故障原因にならないよう配慮する必要があります。今回紹介した正しい洗濯方法を参考に定期的にベッドを洗濯し、清潔な状態を保ちましょう。