犬にとっても『脳トレ』は重要!脳に刺激を与えるコツは?
犬の平均寿命が年々延び、現在は14.76歳と一昔前に比べると長寿な犬が増えていることがわかります。そんな犬たちにとって脳に刺激を与える『脳トレ』は、重要な生活習慣の1つと言っても過言ではないでしょう。
犬と一緒に脳トレをするときは、脳に良い刺激を与えるために以下のコツを取り入れてください。
- 楽しみながら行う
- なるべく新しい刺激を与え続ける
- 無理のないレベルの遊びやトレーニングを少しずつ行う
- 犬の本能的習性を活かした遊びやトレーニングを取り入れる
- できたらたくさん褒める
脳トレを積極的に取り入れることで認知症予防だけでなく、充実感や達成感、満足感にもつながりやすく、ストレス解消や自己肯定感を上げることにも直結します。
意外と簡単♪室内でできる『犬の脳トレ』5選
では、愛犬と一緒に楽しめる『脳トレ』には、どのような遊びやトレーニングがあるのでしょうか。ここでは、意外と簡単にできてしまう室内で試せる『犬の脳トレ』を紹介します♪ぜひ今日から実践してみましょう。
1.基本コマンドトレーニング
ご家庭ですでに実践している方も多いと思いますが、「お手」「お座り」「伏せ」などの基本的なコマンドトレーニングも脳トレに含まれます。
コマンドトレーニングは飼い主の言葉を学習し、頭で考え指示通りに動くことが重要です。1つ1つのコマンドに対して脳を働かせる必要があるため、良い脳トレになります。
2.嗅覚を使っておやつ探し
犬にとっても嬉しい脳トレの1つに『宝探し(おやつ探し)ゲーム』があります。名前の通り嗅覚を使って大好きなおやつを探し当てることで、見つけた達成感とご褒美をもらえる喜びを同時に味わうことができます。
また嗅覚を使う行為は、犬にとって本能的な行動にあたります。自慢の嗅覚を存分に使うことで、夢中になって楽しめる点も良い刺激になるでしょう。
3.リズムに合わせておもちゃキャッチ
「ワン、ツー!ワン、ツー!」などのリズムに合わせて、くわえやすい柔らかいボールやぬいぐるみを使って空中キャッチする遊びです。
リズムの掛け声に合わせること、飛んできた物を目で追うこと、そしてキャッチすることの3つのミッションをこなす必要があるため、意外と脳を使います。
動く対象物を目で追いかけ捕まえるという行動は、犬が野生時代に行っていた狩りを彷彿とされます。そのため、犬の本能的欲求を満たせる遊びとしても楽しめますよ。
4.誘導に合わせて足の間をくぐり抜ける
おやつやお気に入りのおもちゃを使い、飼い主の歩行に合わせて飼い主の足の間をくぐり抜けるという遊びも、脳に良い刺激を与えてくれます。
少々難しそうに思えますが、まずは隣を同じ速度で歩くところから始めましょう(リーダーウォーク)。
リーダーウォークができたら、続いておやつやおもちゃを使って足の間をくぐり抜けるよう飼い主が誘導してあげます。この時、先ほどの段階よりもゆっくり歩いてあげましょう。
この遊びは脳に良い刺激を与えるだけでなく、飼い主と愛犬との信頼関係も強まります。室内でも簡単に楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
5.ペットボトルの中のおやつを取り出す
ペットボトルの中に数粒のドッグフードやおやつを入れ、犬にペットボトルの中からおやつを取り出す遊びです。さまざまな形状のペットボトルがあるので、取り出し方の難易度を変えることができるのも、新しい刺激を与えられるポイントです。
ただ転がすだけでは取れなかったり、意外なオリジナリティあふれる動かし方で取れたりと、いろんな遊び方ができます。
「どうすれば取れるのだろう」「なぜ取れたんだろう」と考える力を養ってくれるので、脳トレに最適です!
まとめ
いかがでしたか。どの遊びもお家の中で今すぐできる遊びばかりです。他にも工夫を凝らして頭脳を使う遊びを取り入れることで、愛犬の認知症予防やストレス解消、幸福度UPにつなげましょう。