面倒くさがりが多い犬種
犬にも面倒くさがりなタイプがいます。
お散歩に行くのが面倒だったり、飼い主とおもちゃで遊ぶのが面倒だったり、体を動かすことが苦手なイメージが強いのではないでしょうか。
度を越えた面倒くさがりな犬は、ごはんが用意された場所まで歩いて行くことさえ面倒で、飼い主が目の前まで持ってきてくれるのをいつまでも待っていることがあるようです。
あなたの愛犬は面倒くさがりでしょうか。どんなことを面倒くさがるでしょうか。
面倒くさがりが多い犬種は、なぜ面倒くさがりなのか、面倒くさがりな理由があるのか、一緒に解明してみましょう!
1.ブルドッグ
ブルドッグは面倒くさがりが多い犬種です。
ちょっぴり強面な見た目とは違い、優しくおっとりとした性格のブルドッグは、動作がゆったりとしていることからも面倒くさがりに見えてしまうことがあるようです。
物静かな性格でもあり、他犬や他人に対して吠えるということもほとんどありません。吠えることさえも面倒なのか?と捉えられてしまうことがあるようです。
ブルドッグは、めちゃくちゃ頑固な一面も持っています。気に入らないことに対しては、飼い主にも絶対に耳を傾けません。そういったところも面倒くさがりに見えてしまっているのかもしれません。
2.バセット・ハウンド
バセット・ハウンドは面倒くさがりが多い犬種です。
猟犬だったなんて信じられない!と思わせるほど面倒くさがりな犬種ですが、のんびり屋さんで、とにかくマイペース。そんな性格が面倒くさがりに見せているのかもしれません。
猟犬であったわりに運動量が少ない、ということも面倒くさがりに見える理由なのではないかと思います。
猟犬には珍しすぎるほど、温厚でのんびり屋さんでマイペースなバセット・ハウンドは、気になるニオイを見つけると追いかけてしまう習性があり、頑固な一面も持つ犬種です。
やはり猟犬であった過去を持つ犬種ですから、獲物を追いかけるときは、面倒くさがりには見えないほど活動的になります。脱走や迷子にも要注意です。
3.ブル・テリア
ブル・テリアは面倒くさがりが多い犬種です。
のっぺりとした顔つきと、つぶらな瞳からも面倒くさがりな性格がよく分かる、と言っては失礼でしょうか。
ユーモラスな顔つきは、ブルドッグとテリアを併せ持った犬種であり、闘犬として作り出されたことによるものです。
性格は、穏やかなものに改良されていると言います。闘犬として作り出されたからか、活動量と運動量は非常に多く、十分に確保しなければなりません。何だか面倒くさがりとは程遠いような気もしますよね。
陽気で遊び好きな性格でもあり、飼い主に対しては忠実ですが、頑固な一面も持つため、子犬の頃からしっかりとしたしつけが必要です。
やはり、面倒くさがりが多い犬種であるとされているのは、顔つきが理由なのかもしれません。実際には意外と活動的な犬種だと思います。
4.ペキニーズ
ペキニーズは面倒くさがりが多い犬種です。
まるで猫のようだ、と言われるほどマイペースで、人に媚びることがないと言われていることから、面倒くさがりに見えるのではないかと思います。
見た目の可愛さからも分かるように、落ち着きのある性格でも知られています。飼い主に忠実であることから、しっかりとしつけを行えば、吠えにくい犬種でもあります。
一方では、自立心が旺盛で、怖いもの知らずな一面も持っています。また、勇敢で性格でもあり、頑固な一面を見せることもあります。
可愛らしい見た目からは、落ち着いたのんびり屋さんに見られることが多く、ゆったりとした態度が面倒くさがりに見えているようです。
運動させるコツやポイント
面倒くさがりな犬種に運動させるコツやポイントは、たったひとつでもいいので、お気に入りのおもちゃや遊びを見つけてあげることです。
飼い主が「運動するぞ!」と意気込んでしまうと、「面倒くさい…」「運動したくない…」と反発してしまうことがあります。
「おもちゃで遊ぼう!」と、楽しむ気持ちで接すると、自然と活動量を増やしてあげられるかもしれません。
まずは、「運動量を増やす」ではなく、「活動量を増やす」ということから考えてみるとよいと思います。
まとめ
面倒くさがりが多い犬種を4つ解説しました。
- ブルドッグ
- バセットハウンド
- ブルテリア
- ペキニーズ
性格そのものが面倒くさがりな犬種もいますが、仕草・行動・態度がのんびりであることから、面倒くさがりに見えてしまう犬種もいるようです。
我が家の愛犬も面倒くさがりですが、動作が機敏ではないことから、面倒くさがっているように見えているだけかもしれません。
あなたの愛犬は面倒くさがりでしょうか。落ち着いた穏やかな性格であるがゆえに、面倒くさがりに見えていることがあるかもしれません。