「食いしん坊が多い」といわれる犬種
食いしん坊な犬がご飯をモリモリ食べている様子は健康的で愛おしい限りですが、人間同様、肥満のリスクを考えるとその食欲はきちんとコントロールしてあげたいものです。
そこで今回は、「食いしん坊が多い」といわれる犬種をご紹介します。愛犬が該当しているか確認してみてくださいね。
1.ビーグル
ビーグルは「食いしん坊が多い」といわれる犬種です。
食欲旺盛な犬種であり、好奇心旺盛な犬種でもあるのですが、好奇心旺盛な犬種は食いしん坊の傾向にあるとされています。
ビーグルは、甲状腺機能低下症などの病気によって太りやすくなることもあり、食いしん坊なのではないかと感じられることもあるようです。
また、猟犬として活躍していた犬種であることから、ビーグルは食欲旺盛な子が多いとも言われています。
2.ポメラニアン
ポメラニアンは「食いしん坊が多い」といわれる犬種です。
副腎皮質ホルモンの分泌が多めなことから、食欲が出やすい犬種です。健康であるときも食欲が出やすく、食いしん坊な子が多い犬種です。
食欲旺盛だけどお散歩や運動は苦手…というポメラニアンが多く、運動量が不足することで体重が増えがち。食事のコントロールで苦労されている飼い主もいらっしゃると思います。
3.ジャックラッセルテリア
ジャックラッセルテリアは「食いしん坊が多い」といわれる犬種です。
基本的には運動量が多く、筋肉質なタイプなので、見た目よりも意外と体重のある犬種です。成犬の適正体重は4㎏~6㎏でしょうか。
運動量と筋肉量の多さから食欲も旺盛で、食いしん坊な傾向にありますが、運動量が不足すると肥満になりやすいタイプでもあります。
4.パグ
パグは食いしん坊が多いといわれる犬種です。
食欲旺盛で、他の犬種と比べると、活動量は少なめ。運動も得意ではありませんし、気温の変化に弱いことから、活動量も運動量も減りやすい時期があります。
遊びが得意というわけでもないため、遊ぶことで運動量を増やす、ということもなかなか難しい犬種です。しっかりと管理しなければ、あっという間に肥満体型になってしまうでしょう。
5.ミニチュア・ダックスフンド
ミニチュア・ダックスフンドは「食いしん坊が多い」といわれる犬種です。
非常に食欲旺盛な犬種としても有名です。ハンティング気質が残る犬種であるため、食いしん坊な子が多いのではないかとされています。
しかし、ミニチュア・ダックスフンドに肥満は禁物です。胴が長く、足が短い犬種であるため、肥満になると腰への負担がかかりやすくなります。適正体重を超えてしまうと、ヘルニアを発症するリスクが高まるでしょう。
決して運動が苦手な犬種ではないため、食欲や食事量のコントロールをしつつ、運動量が不足しないよう注意する必要があります。
6.ミニチュア・ピンシャー
ミニチュア・ピンシャーは「食いしん坊が多い」といわれる犬種です。
食いしん坊であるからか、誤飲や誤食が多い犬種としても有名です。とくに1歳~3歳頃の好奇心旺盛な時期は、どの犬種も何でも口に入れてしまう傾向にあります。
さらに食いしん坊が加わってか、ミニチュア・ピンシャーには、お散歩中の拾い食いも多いようです。
食いしん坊なことから体重が増えてしまい、ダイエットや食事制限をしていると、さらに食いしん坊に拍車がかかり、誤飲・誤食をしやすくなる犬種であるとも言われています。まだ年齢の若い成犬なのであれば、より一層の注意が必要になるでしょう。
まとめ
食いしん坊が多いといわれる犬種を6つ解説しました。
- ビーグル
- ポメラニアン
- ジャックラッセルテリア
- パグ
- ミニチュアダックスフンド
- ミニチュアピンシャー
あなたの愛犬は食いしん坊さんでしょうか。そして、食いしん坊が多いといわれる犬種を6つに当てはまっているでしょうか。
我が家にはポメラニアンがおりますが、食いしん坊でなかった日はありません。食いしん坊な愛犬を持つと、少し食欲が落ちただけで心配になりますよね。
食いしん坊なことは決して悪いことではありません。ただ、肥満などの生活習慣病には要注意です。運動が苦手な子も、お散歩や遊びで活動量を増やしていきましょうね。