愛犬からのサインに気づいてあげよう♪
言葉を話すことができない犬達は、さまざまな方法で私たちに気持ちを伝えようとします。飼い主は愛犬からのサインに気づき、気持ちを理解してあげなくてはいけません。
愛犬の出すサインに気づかないでいると、愛犬は「ご主人は気持ちを分かってくれない…」とガッカリして飼い主への信頼をなくしてしまうことも。
愛犬との関係性をより良くするためにも、犬のサインにどのような意味があるのか知っておきましょう。
犬が『甘えたいです』と飼い主に伝えているときのサイン
ここからは、犬が飼い主に『甘えたいです』と伝えているサインをご紹介します。愛犬の気持ちを理解するために、ぜひチェックしてみてください!
1.飼い主の腕や膝にアゴを乗せてくる
犬は甘えたくなると、飼い主の腕や膝に「ちょこん」とアゴを乗せてくることがあります。
この時、ほとんどの犬はつぶらな瞳を飼い主に向けて上目遣いをしているはず!
飼い主はうるうるした目とあざとい仕草に「なんて可愛いの!」と悶絶してしまうのではないでしょうか。
2.離れた場所から飼い主を見つめる
あなたがテレビやスマホに夢中になっている時、ふと視線を感じ顔を上げると愛犬にジッと見つめられていたことはありませんか。この愛犬の行動も「甘えたいです」というサインです。
直接アピールしてこないのは、テレビやスマホばかり見ている飼い主に対して少し拗ねているか、「甘えたいけど邪魔したらダメだな」と愛犬なりの気遣いの可能性が高いです。
お仕事など手が離せない場合は仕方ありませんが、余裕がある時は愛犬を呼び寄せて甘えさせてあげましょう。無視してばかりいると、愛犬は「どうせご主人はかまってくれない」と諦めて甘えることのない無気力な性格になってしまうこともあるので要注意です。
3.前足で飼い主をトントンしてくる
飼い主の体を前足で「トントン」と触れる行動も、甘えたい犬がよく行うサインです。これは甘えたり、おねだりしたい気持ちが強い時にする行動だと考えられます。
「ねぇねぇ」という声が聞こえてきそうなその仕草に、飼い主もつい「どうしたの~!」と応えてしまうことでしょう。
ただし、トントンされるたびにその都度要求に応えていると、犬がワガママになってしまうことも。本当に忙しい時は応じないなど、メリハリをつけた対応をするのがオススメです。
4. 飼い主の膝に乗ってくる
犬が、座ってくつろいでいる飼い主の膝の上に飛び乗るのも「甘えたいです」というサインです。
犬にとって膝の上は、大好きな人を独占し撫でてもらうことが出来る上に、自分が乗ることで飼い主をどこにも行かせないようにできる最高の場所なのです。
愛犬が膝に乗ってきたら、優しく撫でてあげましょう。
まとめ
普段はクールな犬でも、今回ご紹介したような行動を見せた時は、飼い主さんに「甘えたいです」と伝えています。愛犬からこれらのサインが出ていたら、たくさんスキンシップをとって甘えさせてあげましょう。
甘えん坊で、いつも「かまって」サインを出している犬の場合は、時々要求に応じず、飼い主が主導権を握ってワガママを防止することも大切です。
犬の性格に合わせつつ、「甘えたいです」サインを見逃さず、上手に愛犬とコミュニケーションをとるようにしてくださいね。