アメリカの人気犬種ランキングトップ3!
まずはアメリカでの人気犬種ランキングについて解説します。ハリウッド映画などでは大型犬が多く出演しているイメージですが実際は…?
1位:ラブラドール・レトリバー
日本でも大型犬として人気の高い犬種ですが、実はアメリカでは、ラブラドール・レトリバーは中型犬として分類されている犬種です。
アメリカで30年もの間ずっと、不動の人気No.ワン!であるラブラドール・レトリバーが人気の理由は、優しく明るい性格で、フレンドリーな犬だからです。
盲導犬や介助犬として大活躍しているのも納得ですよね。
2位:ジャーマン・シェパード・ドッグ
警察犬としてのイメージが強いのではないでしょうか。ジャーマン・シェパード・ドッグは、アメリカでは軍用犬としても大活躍している犬種です。
第一次世界大戦では、通信役としても活躍した犬種で、先祖はドイツの農家で牧羊犬として働いていた、オールド・ジャーマン・シェパード・ドッグだったそうです。
3位:ゴールデン・レトリバー
あの優しく微笑むような表情が人気の理由であるゴールデン・レトリバーは、性格も温和で愛情深く、赤ちゃんにも子供にも高齢者にも寄り添う、家族思いな犬種です。
アメリカでは、警察犬や麻薬探知犬、災害救助犬として活躍しています。
イギリスの人気犬種ランキングトップ3!
では次に、イギリスの人気犬種について解説します。同じ英語圏でもアメリカとは違い、こだわりの強い国民性が表れているような気がします。
1位:ラブラドール・レトリバー
アメリカ、イギリス共に人気犬種No.ワン!のラブラドール・レトリバーですが、ドッグショーなどの品評会における血統には、2つのタイプがあるのをてご存じでしょうか。
- イングリッシュタイプ
- アメリカンタイプ
イングリッシュタイプのラブラドール・レトリバーは外観を重視し、アメリカンタイプのラブラドール・レトリバーは能力を重視しています。
なお、イングリッシュタイプは胴が短めで被毛が密生しているという特徴がありますが、アメリカンタイプは神経質な面があり、使役犬としての要素が高いという特徴があります。
2位:イングリッシュ・コッカー・スパニエル
日本で有名なのは、アメリカン・コッカー・スパニエルですよね。
イギリスからの移民がイングリッシュ・コッカー・スパニエルを連れてアメリカへ移住し、交配されたことでアメリカン・コッカー・スパニエルが誕生したとされています。
明るい性格で遊び好きな犬種で、鳥猟犬としての優れた運動機能を持っていることもあり、遊び好きで運動好きな家族に迎えられることが多いようです。
3位:イングリッシュス・プリンガー・スパニエル
日本では馴染みのない犬種ですが、写真や動画を見れば「見たことある!」と、思わず声を上げる犬種だと思います。
イギリスでは最も体の大きいスパニエル種であり、最も古い歴史を持つ犬種です。
とにかく遊び好きで、しつけトレーニングを遊びの時間と勘違いし、遊びと同じように楽しむことができる、陽気な性格の持ち主です。
日本の人気犬種と比べてみよう!
アメリカとイギリスの人気犬種について解説しましたが、ここで日本の人気犬種を確認しておきましょう。
- 1位:トイプードル
- 2位:チワワ
- 3位:ダックスフント
- 4位:ポメラニアン
- 5位:フレンチブルドッグ
- 6位:ミニチュアシュナウザー
- 7位:柴犬
- 8位:ヨークシャーテリア
- 9位:シーズー
- 10位:マルチーズ
アメリカとイギリスの人気犬種が大型犬であることに対して、日本では小型犬が人気犬種となっています。
共通している点は、アメリカでもイギリスでも日本でも、プードル4種(スタンダード・ミディアム・ミニチュア・トイ)が人気犬種であるということです。
ちなみに、ティーカップ・プードルは公認されていない犬種であるため、含まないようです。
まとめ
外国の人気犬種ランキングトップ3!は次のような結果になりました!
アメリカの人気犬種ランキングトップ3!
- 1位:ラブラドールレトリバー
- 2位:ジャーマンシェパードドッグ
- 3位:ゴールデンレトリバー
イギリスの人気犬種ランキングトップ3!
- 1位:ラブラドールレトリバー
- 2位:イングリッシュコッカースパニエル
- 3位:イングリッシュスプリンガースパニエル
大型犬と暮らしたことがないため、我が家の愛犬たちはランクインしていませんでしたが、みなさんの愛犬はいかがだったでしょうか。
人気の理由の背景には、その国の歴史も関係しているのではないかと思います。イギリスでは、イギリス原産の犬種が人気の傾向にあるのでは、とも感じられましたね。