小型犬と大型犬の暮らしの違いは? 生活に必要な費用や散歩量、生活環境を徹底解説

小型犬と大型犬の暮らしの違いは? 生活に必要な費用や散歩量、生活環境を徹底解説

「犬と暮らしてみたいな」と考えている方は実際に暮らしはじめたら「費用はどれくらいかかるのか」というのは気になるとこではないでしょうか。特に小型犬と大型犬であれば費用はもちろん、お散歩の時間や生活環境も異なってきます。この記事では小型犬と大型犬の暮らしの違いをお伝えいたします。

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記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子
  • (AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター )

獣医師・AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター
山口大学農学部獣医学科(現:共同獣医学部)卒業。2006年3月~2023年3月 有限会社ふくふく動物病院 取締役・院長。ジェネラリストですが、得意分野は皮膚疾患です。
獣医師歴26年(2023年4月現在)の経験を活かし、ペットの病気やペットと楽しむアロマに関する情報をお届けします。

小型犬と大型犬に必要な費用の違い

ご飯をもらうプードル

犬を迎え入れる前に用意しておきたいものは、ケージやベッド、フードボウルにトイレなど様々ありますが、全てを揃えてもおおむね5万円前後になることが多いと思われます。

それぞれ品物の価格に差がある物が多いこと、また大型犬用のグッズは小型犬用のグッズよりも少々お値段があがるのと、実店舗ではあまり販売されていない物もあるので、ネットなどで予算と相談しながら探すことをお勧めします。

犬にかかる一ヵ月の飼育費用の内容は?

愛犬にかかる一ヵ月の飼育費用の内容は、食費また消耗品となる日用品やシャンプーなどのケア代、ペット保険や医療費になります。

体の小さな小型犬は食べる量も少ないため、食費は圧倒的に小型犬のほうが安くなります。平均ではありますが小型犬で6000円強。大型犬だと11000円ほどだと言われています。

犬の日用品の中でも一番の消耗品は、トイレシートになるかと思います。こちらは体の大きさも関係してきますが、トイレをお散歩中にするか室内でするかによって大きな差が出てきます。

ペットシート自体は大型犬であれば大きなサイズのスーパーワイドになるので、どうしても価格自体は高くなります。

シャンプーやトリミングなどのケアもサロンにお願いするのであれば、小型犬は5000~10000円程度、大型犬は10000~16000のことが多いよう。その他、医療費やペット保険を含めての平均一ヵ月の飼育費用は、小型犬で10000~20000円ほど、大型犬で15000~30000円になることが多いようです。

小型犬と大型犬の散歩量の違い

散歩中の犬

犬は犬種によっても運動量が異なりますが、体の大きさの違いもお散歩に必要な時間が異なってきます。もちろん体の小さな小型犬のほうが運動量は少ないのですが、室内だけで運動させるのではなく、しっかりとお散歩することで心身の健康を保つことができます。

1.小型犬のお散歩

一般的に小型犬は10㎏未満となります。トイプードルやチワワなど人気の犬種が多いですよね。小型犬のお散歩の目安は1日に1回、30分程度、距離でいうと1~2kmほどになります。

またチワワなど体重が5㎏未満の超小型犬は、もともと骨が細く長時間のお散歩は体に負担をかけてしまいます。1日に1~2回、10~20分程度のお散歩でも良いでしょう。

2.大型犬のお散歩

大型犬の体重は20~40㎏が目安になります。ラブラドール・レトリバーや秋田犬などお馴染みの犬種も多いですよね。大型犬は力も強く運動量が多いため、散歩の時間も多く必要になります。

目安としては1日に2回、1回あたり30~60分になります。距離で言うと2~4kmほど。体が大きいため、走りすぎたり激しい運動をすると関節や心臓に負担をかけるリスクがあります。長い距離をゆっくり歩くようにお散歩しましょう。

小型犬と大型犬の生活環境の違い

飼い主さんと2頭のレトリバー

日本では圧倒的に小型犬が人気ですが、その理由のひとつに「住宅事情」があります。賃貸であればペット可の住宅であっても「小型犬限定」という物件がとても多く、大型犬が一緒に住める賃貸住宅はあまりないのです。大型犬と暮らしたいのであれば「持ち家」であることが近道になります。

1.大型犬にはある程度のスペースが必要

また一昔前まで、犬は屋外で飼育されていることも多かったのですが、気温の変化が激しい日本では大型犬でも室内で飼育するご家庭が多くなっています。

当然ではありますが、体の小さな小型犬は生活するスペースをあまり必要としません。逆に大型犬は、ハウスひとつ設置するのにもある程度のスペースが必要。

大型犬に十分な必要な飼育スペースを用意するには、アパートやマンションはあまり理想的ではありません。

例えば、人暮らし向けの物件で大型犬の飼育は難しいため、最低でも2LDKや3LDKは必要になります。どうしてもお散歩が短くなってしまった時などに、少しでも走れるように庭付きの戸建ての住宅が理想的になるでしょう。

2.大型犬には「お金」と「時間」の余裕も必要

また大型犬と暮らすのであれば、車を持つのは必須だと思います。病気や怪我で動物病院に連れて行く時に、もし愛犬自身の足で歩けないのであれば車で運んであげなければいけません。

また、基本的に小型犬よりも大型犬のほうが「時間」が必要になると思います。お散歩の時間が長いのはもちろん、シャンプーなどのケアにかかる時間も小型犬と比較すると長くなるはず。その分、飼い主さんが自由に使える時間は少なくなってしまいます。

まとめ

ゴールデンレトリバーとチワワ

我が家の愛犬は15㎏ほどの中型犬ですが持病があるため、一ヵ月の飼育費用は平均すると4万ほどかかっています。小型犬と大型犬の違いは多々ありますが、費用やお散歩の量はどうしても「個体差」が一番大きく関係してくるはずです。

また大型犬に関しては広い飼育スペースがないと、愛犬はもちろん飼い主さんもストレスを感じてしまう可能性も。一人の飼い主さんが毎回お散歩に連れて行くのも大変なので、大型犬はファミリー向けの犬種になると思います。

小型犬も大型犬も迎え入れてしまえば「大切な家族」になることは間違いありませんが、お金と時間は圧倒的に大型犬のほうがかかります。ライフスタイルに合った犬種を迎え入れて下さいね。

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