愛犬の『吠え癖』って直せるの?試したい3つの方法や逆効果になってしまうタブーまで解説

愛犬の『吠え癖』って直せるの?試したい3つの方法や逆効果になってしまうタブーまで解説

犬にとって「吠える」行為は本能的で自然な行動です。しかし、人間と暮らす上で吠え癖は改善する必要があります。今回は犬の『吠え癖』について、改善のために試したい方法やタブーなどを解説していきます。

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犬の『吠え癖』って直せるの?根気強く向き合えば改善可能!

吠える柴犬

犬にとって「吠える」という行為は本能的な行動であり、自身の身を守るための自然な行為でもあります。しかし私たち人間と暮らしていく上で、吠え癖はある程度改善しなければ近所迷惑になりかねません。

犬種によって遺伝的に受け継がれている吠え癖の強さなども影響しますが、基本的に正しい方法で根気強くトレーニングすることで吠え癖は改善が可能です。

吠え癖が直るまでのスピードに差はありますが、飼い主と信頼関係を築き、飼い主の側や暮らしている環境が安全だと認識することで、より吠え癖を改善しやすくなるでしょう。

吠え癖を直したい…誤ったやり方は逆効果になる恐れも

怒られる犬

「吠え癖を直したい」「飼い主としてどうにか吠え癖を改善しなければ」という思いから、つい以下のような対応に走っていませんか。しかし、これらの方法は吠え癖をより助長させてしまう恐れがあります。

  • 怒鳴りつけて恐怖で抑え込もうとする
  • 吠えた時に大袈裟に反応してしまう
  • 吠える行為をやめさせるためにおやつを与えてしまう

恐怖で抑え込もうとしてしまうと犬は自分の身を守るため、より吠えたり噛み付くふりをしたりと攻撃的になる傾向にあります。

また、吠えた時に反応したり、吠えることをやめさせるためにおやつを与えたりしてしまうと、「吠えると要求に応じてくれる」と勘違いし、エスカレートしてしまう恐れがあるので気をつけましょう。

愛犬の『吠え癖』を直すために試したい3つの方法は?

吠えるダックスフンド

犬の吠え癖を直すためには、何が原因で吠えているのか理解する必要があります。大きく分けて「興奮」「要求」「警戒」が原因として挙げられます。

それぞれの原因に適した方法で改善を促していくことで、少しずつですが改善が見られるようになるでしょう。

1.興奮材料には慣れさせて吠える必要がないと学習させる

何かに対して興奮してしまい、つい吠えている…という場合は、興奮している対象に慣れさせる必要があります。よく掃除機やインターホンに反応して吠える犬がいますが、このような場合もその音や物に慣れさせることが鍵となるでしょう。

録音した音を流して何度も聴かせてみたり、掃除機に近づいたり触れたり、音を頻繁に聴くことで「危険な存在ではない」と認識させてあげることが大切です。

嬉しさや喜びなどポジティブな興奮から吠えている場合は、次に紹介する「反応しない」「かまわない」を貫いて、吠えるとかまってもらえないと学習させる方法が効果的です。

2.要求吠えには「反応しない」「構わない」を徹底する

ケージないから吠える犬たち

先に少し話に登場しましたが、「これが欲しい」「かまってほしい」などの要求吠えに対しては、反応しない構わないという態度を徹底することで改善できるケースが多いでしょう。

吠えた時に「どうしたの?」「吠えるのやめて〜」と反応してしまうと、「吠えたからかまってもらえた」「気持ちを汲んでもらえた」と間違えて学習してしまいます。すると、その後も吠えることでかまってもらおうと吠え癖がエスカレートしてしまう原因になる恐れも…。

少々かわいそうだと感じる人も多いと思いますが、吠え癖改善のために「吠えたら構わない」「吠えることをやめたら遊んであげる」のルールを徹底しましょう。

3.コマンド指示を徹底してどんな状況でも冷静になるよう対策

散歩中に他の犬や人を見かけると吠えてしまうという場合は、他の犬や人に対する警戒心を軽減するため、少しずつ交流の機会を増やしていくという方法も効果的です。

しかし、それだけでなく日頃から試せる方法として、コマンド指示にどんな状況でも応じられるようトレーニングするという方法も有効です。

簡単な「ストップ」「お座り」というコマンドを、興奮している最中でも落ち着いて対応できるように徹底トレーニングしておくことで、いざ屋外で吠えた時にもコマンドを指示することで冷静になれる…という状況を作り出せます。

しっかり吠えることをやめてコマンドに従えた時は、「えらいね!」と褒めたりご褒美をあげたりすると、より効果的です。

まとめ

吠える犬と女性

いかがでしたか。犬の吠え癖は本能的な行動なので改善は容易ではありません。しかし、改善できないことはないので根気強く改善方法を試してみましょう。もしも飼い主さんだけでは難しいようならば、ドッグトレーナーさんやドッグスクールの助力を得て試してみてください。

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