仲良しな犬同士だけがする行動3選!意外な愛情表現やワンプロ中に飼い主が配慮すべきこと

仲良しな犬同士だけがする行動3選!意外な愛情表現やワンプロ中に飼い主が配慮すべきこと

仲が良い犬同士では、人間相手にはしない行動を見せることがあります。この記事では、仲良しの犬同士が見せる態度や行動と、犬がコミュニケーションをとっているときに飼い主が配慮すべきことを紹介します。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

1.においを嗅ぐ

挨拶をする犬

犬同士がにおいを嗅ぎ合うのは、挨拶をするためだと考えられています。においは自分の身元を示すものでもあり、相手のことを知るための情報でもあります。

においを嗅ぐことで性別や体調、気分などもわかるとされていて、初めて会った犬同士はもちろん、仲の良い犬同士もにおいを嗅いで挨拶をするのです。知らない犬に対して「君は誰?」という興味でにおいを嗅ぐこともありますし、友達の犬に対して「元気?今日の気分は?」と近づいてにおいを嗅ぐこともあるでしょう。

このように、においは個人情報でもあるので初めて会う犬や気を許していない犬に対しては嗅がせないようにすることもあります。特に、背後からお尻のにおいを嗅がれることなどは、警戒心から拒否反応を示すことが多いでしょう。

そのため、においを躊躇なく嗅ぎ合っていて背後に回られても嫌がらないようであれば、仲の良い関係性であることがわかります。

監修ドッグトレーナーによる補足

人は相手の外見を視覚で確認し記憶しますが、犬は嗅覚で相手の情報を記憶します。

そのため、おしりのにおいが有効なのです。

2.じゃれ合って遊ぶ

遊んでいる柴犬

仲の良い犬は、思い切りじゃれ合って遊んだり、一緒におもちゃを追いかけて走り回ったりすることがあります。

犬が遊びに誘うときは、前足を伸ばした状態でお尻を上げる「プレイバウ」と呼ばれる姿勢を取ります。そして、そのまま思い切り飛び掛かって相手の犬を押し倒したり、「ヴー!」と唸り声を上げて遊んだりします。

こうした遊びは「ワンプロ(=犬のプロレス)」と呼ばれることもあり、一見喧嘩をしているような激しさになることもあるので、初めて見た人はびっくりすることもあるでしょう。

しかし、これだけ激しい遊び方は、仲が良いからこそできるものであり、本気で楽しんでいることが伺えます。

監修ドッグトレーナーによる補足

犬は、頭の位置を低くすることで相手への威圧感を軽減しています。プレイバウを受けた犬は不快に感じることなく遊びへと移行することができるのです。

ただし、頭の位置が高い場合は注意しましょう。

3.一緒に寝る

寝ている二頭の犬

家庭で飼われている犬であっても、気を許していない相手や慣れていない場所に対しては、ある程度警戒心を持ちます。特に、就寝中は無防備な状態なので、警戒心を持った状態ではゆっくり休んだり熟睡したりはできません。

しかし、仲が良く気を許している犬と一緒にいるときであれば、襲われる心配などをせず体を投げ出して休むことができるようです。同じ部屋の中にいるときなどに、他の犬のすぐそばで眠っていたり、背中を向けて休んでいたりする場合は、その犬に対して心を開いて信頼していると考えられます。

犬同士の挨拶やワンプロ中に配慮すべきこと

おもちゃを引っ張り合って遊ぶ犬

犬同士がにおいを嗅いで挨拶をしているときや、取っ組み合いのように「ワンプロ」をしているときは、いくら仲が良いと思っている犬同士であっても必ず飼い主さんがそばにいるようにしてください。

普段は仲良くしていても、体調や気分によっては挨拶や遊びを拒否したいときもあると思います。

しかし、一方がそのような気分でいても、もう一方はそれに気付かない場合があります。その場合、そのまま放っておくと喧嘩やトラブルになってしまうことも。飼い主さんは必ず愛犬の表情や態度を観察して、気持ちを把握しておくことが必要です。

また、遊びが激しくなりすぎると意図せず怪我や事故が起こる可能性もあります。そのため、ワンプロ中に激しくなってきたと感じたら、一度止めてクールダウンさせるようにしましょう。

まとめ

一緒に寝ている犬

この記事では、仲の良い犬同士が見せる態度や行動を紹介しました。仲良く遊んだり、一緒に眠ったりしている様子はとても微笑ましいものですよね。

今回ご紹介したような行動を見せている犬同士であっても、放置しすぎると喧嘩やトラブルになることもあります。

犬同士が一緒にいるときは、必ず飼い主さんがその様子を見守ってあげるようにしてくださいね。

監修ドッグトレーナーによる補足

犬同士の関係は一度崩れてしまうと修復には多くの努力を必要とします。

そのため、トラブルが起きないようしっかりとしつけを行うことが大切です。

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