家の中で犬の立ち入りを禁止すべきスペース
室内飼いをしていても、人間の住む家の中には犬にとっては危険な場所も存在します。しかしそういう場所に限って犬は入りたがりますよね。
そこで今回は、家の中で犬の立ち入りを禁止すべきスペースについて解説します。
1.階段
階段は、家の中で犬の立ち入りを禁止すべきスペースです。
滑り止めのマットを敷いているかもしれません。問題なく上手に上り下りできるかもしれません。
しかし、滑ったり、転倒したり、転落するなどのリスクがある以上、立ち入りを禁止すべきスペースです。
階段の高さや幅は、人間が利用しやすいように設計されています。犬にとっては、高すぎる場合もありますし、狭すぎる場合もあり、安全に上り下りできるものではない可能性が高いです。
2.キッチン
キッチンは、家の中で犬の立ち入りを禁止すべきスペースです。
調理中に入って来られては危険です。立ち上がって手を伸ばしたとき、沸騰した鍋が落ちてくるリスクがあります。刃物が落ちてくるリスクもあります。人間の食べ物を食べてしまうリスクもあります。
犬が手をかけたことでコンロに火がついてしまい、家が全焼した、ということもあったようです。家を失うリスクまで可能性としてあるのです。
3.子供部屋・書斎
子供部屋・書斎は、家の中で犬の立ち入りを禁止すべきスペースです。
宿題のプリントや会社に提出する書類を破かれてしまうリスクがあります。実は、私も小学生の頃、教科書を粉々にされてしまったことがありました。
私の弟は、学校のお友達から借りた本を破かれたこともありましたし、ランドセルの肩の部分を噛みちぎられたこともありました。
他人に迷惑をかけてしまうリスクもあるため、絶対に立ち入りを禁止したいスペースです。
4.寝室
寝室は、家の中で犬の立ち入りを禁止すべきスペースです。
なぜか「寝室あるある」なのですが、犬が粗相をしてしまうリスクがあります。うんちであれば、カバーを洗濯するだけで済むかもしれません。しかし、おしっこであったらどうでしょうか。おそらくカバーだけでは済みません。布団やマットレスにまで染み込んでしまうことがあります。
また、ベッドの上り下りは、飛び降りた時に脱臼や骨折のリスクが非常に高いです。超小型犬はとくにリスクが高まります。
犬の立ち入りを禁止するための対策方法
ここからは、犬に立ち入り禁止エリアに入らせないための対策方法について解説します。
たった一度でも立ち入らせないこと
立ち入りを禁止したいスペースには、犬をたった一度でも立ち入らせないことです。
今は入っても大丈夫、今は入ってはいけない、という区別が犬にはできません。なぜ今はよくて、なぜ今はダメなのか、人間の事情は犬には分からないからです。
ペットゲートの設置
立ち入りを禁止したいスペースの出入り口にペットゲートを設置することです。置くだけのタイプではなく、壁に取り付けて固定できるタイプがおすすめです。
ペットゲートを飛び越えてしまう場合には、簡易的なものでも構わないので、扉を設置することも検討しなければならないと思います。
扉の開けっ放しに注意すること
立ち入りを禁止したいスペースに扉があるのであれば、閉める癖をつけるようにするとよいと思います。
開いていると、どうしても入りたくなってしまうのが犬です。禁止されているスペースであると、(何があるんだろう…?)と、さらに気になって興味を持ってしまいます。
また、扉の取っ手に犬が手をかけて開くタイプにしないことです。今あるものを逆さまに取り付け変えたり、犬が絶対に開けることのできないタイプに取り換えたりするとよいと思います。
まとめ
家の中で犬の立ち入りを禁止すべきスペースを4つ解説しました。
- 階段
- キッチン
- 子供部屋書斎
- 寝室
飼い主がいるときは絶対に立ち入らないけれど、お留守番中にはこっそり立ち入ってしまう、という犬もいます。
我が家でもペットカメラを設置したことで、こっそり立ち入っていることが発覚し、帰宅してすぐに対策したことがあります。
犬にとっても、ダメと言われたスペースほど立ち入りたくなってしまうようです。