️1.かまってほしいアピールをしてくる
わんこがかまってほしいアピールをしてくるときは、「ねえねえ、暇だからかまってよ〜」「暇すぎるから遊んでよ〜」というメッセージが込められている可能性があります。
飼い主さんの後をやたらとついてくる、視界に入り込もうとしてくる、体をすり寄せてくるというのはかまってちゃんのサイン。
また、おもちゃを持ってきてグイグイ押し付けてきたり、おもちゃを目の前に落としたり、頭を低くしてお尻をプリッと突き上げる『プレイバウ』と呼ばれる姿勢をとったりするのは「遊びたい!」のサインです。
️2.寝ている
のんびりお昼寝をしている愛犬を見て、「犬はいつも暇そうでいいなぁ〜」と思ったことはないですか?
ですが、もしかするとわんこは「暇すぎるから仕方なく寝てるんです!」と反論したいのかもしれません。確かにわんこは1日の半分以上を寝て過ごすと言われるほど、よく眠る動物です。ですがいつも「眠くて寝ている」とは限りません。
例えば、飼い主さんを遊びに誘ったのに応えてもらえなかった後など、「じゃあ、もう寝てるからいいですよ」といわゆる「ふて寝」をしてしまうこともあります。
️3.ストレスサインを出している
暇を感じることができるのは一見贅沢にも思えますが、一方で暇はストレスの原因でもあります。
特にわんこが暇でストレスを感じている場合には、特有のストレスサインが見られます。暇によって生じる運動不足が大きなストレスとなりえるので要注意です。
カーミングシグナルに要注意
わんこがストレスを感じているときにとる行動を「カーミングシグナル」と呼びます。これは自分や相手の気持ちを落ち着かせ、ストレスを和らげようとする行為であると言われています。
カーミングシグナルはさまざまありますが、「同じ行動を執拗に繰り返す」ものが多いのが特徴です。具体的には下記のような行動が挙げられます。
- 前足をしつこく舐める
- 首の辺りをやたらと掻く
- 自分のしっぽを追いかけ回す
- あくびをする
特に「舐める」「掻く」系の行動は、しつこく繰り返していると皮膚炎などのトラブルの元にもなってしまうため、注意が必要です。
やめさせるにはストレスの根本を取り除いてあげる、つまり暇を解消してあげるのが一番です。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?近年では愛犬との距離が近すぎることによる共依存現象が問題にもなっていますが、だからといって愛犬にかまわなすぎるのも良くありません。
すでにご紹介したように、暇すぎることは愛犬にとって大きなストレスとなりうるからです。遊ぶときや運動するときは目いっぱい遊び、帰ったらその疲れで自然とぐっすり寝てしまう。そのくらいのメリハリをつけることが大切です。
もちろん、愛犬が暇なときに必ずしも飼い主さんが暇とは限りませんが、時間が取れるときにはできる限り愛犬と関わりましょう。
一緒に暮らすからには、愛犬も飼い主さんも心身共に充実した生活を送れることがベスト。そのためにも愛犬が「暇すぎる」サインを出していたら、早めに気づけるように心がけていたいですね。