愛犬の抜け毛の活用方法!
犬の抜け毛は処分するのが一般的ですが、「なんだかもったいない」と感じたときは少しだけ見方を変えてみてください。ふんわりと柔らかく、大量に溜まった抜け毛は、まるで愛犬の分身のように見えませんか?
そんな風に視点を変えることで、毎日苦労をしている犬の抜け毛に対して愛着が持てるようになりますよ。工夫次第で、愛犬からの大切な贈り物として残すこともできます。
そこで今回は、愛犬の抜け毛の活用方法をご紹介します。こちらを参考に、簡単なものから本格的な作品作りに挑戦してみましょう!
1.毛玉アートを作る
大量に毛玉が集まった日は、簡単に作れる毛玉アートを作ってみましょう。床にまとめた抜け毛をハート型にしてみる、犬の顔の形を作ってみるなど楽しんでみてください。
抜け毛で愛犬の名前を書いて、一緒に写真を撮る飼い主さんもいるようです。ほかには、抜け毛を愛犬の頭に乗せて帽子っぽくしたり、ちょっと変わったリーゼント風にしたりして遊んでみるのもいいですね。
いつもなら捨ててしまう抜け毛ですが、こんな風に楽しみを作ることで今まで以上に愛着を持つことができます。SNS上の「#毛玉アート」というタグには、変わった作品がたくさん投稿されているので、ぜひチェックしてみてください。
2.丸めてボールにする
換毛期に抜け毛が大量発生したら、ギュッと丸めてボールを作ってみるのもおすすめです。ふわふわで柔らかい抜け毛は手で丸めただけではボールになりませんが、いくつかの方法でうまく固めることができます。
手軽な方法としては、フェルト専用のニードルを使って抜け毛をボールにする方法です。手で丸めた抜け毛にニードルを抜き差ししていくと、少しづつですが固まっていきます。
ほかには、石けん水を抜け毛に付けながらボールの形に丸めていく方法です。少しずつ抜け毛を足していき、最後に水で石けんをすすいでよく乾かします。
本格的な方法としては、抜け毛を目の細かい洗濯ネットに入れて洗剤を使って手洗いを行い、よく絞って平に並べてよく乾燥させます。乾いた抜け毛を丸め、はぎれ布などで包むように縫い合わせるとボールの完成です。
ボールのサイズは犬が飲み込まない適度な大きさに仕上げ、また動物の抜け毛は虫が湧く可能性があるため、長期的に使用するのは控えるようにしてください。
3.フェルト作品を作る
犬の抜け毛は、羊毛フェルトと同じように扱うことができます。フェルト専用のニードルを使って作品作りにチャレンジしてみてください。
飼い主さんたちに大人気なのは、愛犬そっくりの犬のぬいぐるみです。体のパーツごとに抜け毛を保管をして使い分けることで、まるで愛犬の分身のようなぬいぐるみが作れます。
ニードルで犬のぬいぐるみを作るのは初心者にはややレベルが高いですが、顔・胴体・足など各パーツごとに分けてじっくり仕上げてみてください。どちらにしても大量の抜け毛が必要になりますので、長い時間が必要になります。
最近では専門の作家さんも増えていますので、オーダーで委託することも可能です。抜け毛の新たな活用方法としてぜひ検討してみましょう。
4.毛糸にして編み物をする
ハイレベルな技術が求められますが、愛犬の抜け毛を毛糸にして編み物作品へと変えることもできます。抜け毛を毛少しづつ糸へと紡ぎ、マフラーやセーター、ブランケットなどオンリーワンの作品として残せるのは飼い主として嬉しい限りではないでしょうか。
犬の抜け毛の編み物作品は、ダブルコートの被毛で作るのが一般的ですが、シングルコートのような短い被毛の場合はウールなどを混ぜて編むこともできます。
抜け毛を集めるなら、シャンプー後のブラッシングで抜けた綺麗な状態の毛が狙い目です。素人には難しい洗浄処理や紡ぎ作業が求められますので、専門家へ依頼することをおすすめします。
5.オリジナルの筆にする
愛犬の大切な抜け毛を形に残したい、という想いを持つ飼い主さんに応えるサービスも増えています。おすすめしたいのが、愛犬の抜け毛をオリジナルの筆にするサービスです。
愛犬の抜け毛を筆のようにして、キーホルダーやチャームにできるサービスもあります。これならいつでも愛犬と離れることがなく、懐かしいふわふわした毛に触れて癒されることもできますね。
まとめ
今回ご紹介した犬の抜け毛の活用方法を見ると、これまで捨ててしまっていた抜け毛がもったいなく感じるかもしれません。
愛犬とそっくりのぬいぐるみを作っておくと、メモリアルギフトとして残しておくこともできます。
本記事で紹介しました活用方法を参考にして、抜け毛を使ったリメイクにぜひチャレンジしてみてくださいね。