犬が不機嫌な時に見せる仕草と行動
雨でお散歩に行けないなど、明らかな不機嫌な理由がある時もあれば、どうして不機嫌なのか、飼い主にもさっぱり分からない時もありますよね。
犬は言葉を話しませんが、不機嫌な時は仕草や行動で示します。飼い主に分かりやすいように表現していることもあるのです。
1.ごはんを食べない
ごはんを食べないのは、犬が不機嫌な時に見せる仕草と行動である可能性があります。
飼い主がごはんを用意すれば、すぐに食べてくれるのが犬ですよね。不機嫌な時は、犬も食欲が低下してしまうようで、食べなくなってしまうことがあります。
また、中には飼い主を困らせようとして、わざとごはんを食べない犬もいるのではないでしょうか。急にごはんを食べなくなれば、誰だって心配になりますよね。
ごはんを食べないのは不機嫌だから?という時は、少し前の出来事を思い出してみてください。愛犬を不機嫌にさせる何かが起きていたのではないでしょうか。
ストレスを与えないためにできる工夫は、無理に食べてもらおうとしないことです。不機嫌な犬に「ごはんを食べなさい!」と言ったところで、きっと食べません。
食べたくないのに食べろと言われるとかえってストレスを感じますし、さらに不機嫌にさせてしまうと思います。
2.構おうとすると唸り声をあげる
構おうとすると唸り声をあげるのは、犬が不機嫌な時に見せる仕草と行動である可能性があります。
人間だって、機嫌が悪い時に構われると、イラっとしてしまうことがありますよね。
不機嫌な犬を構おうとして唸り声をあげるのは、愛犬を不機嫌にさせた原因が飼い主にあるからなのではないでしょうか。もしくは、他のことで不機嫌になってしまったことを飼い主に八つ当たりしているのかもしれません。
ストレスを与えないためにできる工夫は、とにかく放っておくことです。不機嫌な犬を構ってもストレスを与えるばかりですので、機嫌を取ろうとしなくても大丈夫です。
3.お散歩に行くことを拒否
お散歩に行くことを拒否するのは、犬が不機嫌な時に見せる仕草と行動である可能性があります。
不機嫌な状態で外に出ても楽しくないのでしょう。不機嫌な時にお友達犬に会うことが気まずいのでしょう。
お散歩が大好きな犬にとっては最高に楽しい時間であるはずなのですが、不機嫌な時は体を動かすことも億劫に感じられるのではないでしょうか。
不機嫌な時は何もしたくない!というタイプなのかもしれません。飼い主としては、(お散歩に行くことで機嫌を直してくれたら…)と思うものですよね。
ストレスを与えないためにできる工夫は、お散歩に行きたくなるような言葉をかけてあげることです。
「行かないの?今行かないと後で行けないよ?」などという言葉をかけられると、大好きなはずのお散歩にまでストレスを感じてしまうのではないでしょうか。
「ドッグラン行く?」「公園行く?」「お友達に会いに行く?」「おやつ食べてから行く?」など、愛犬が喜ぶ言葉をかけてあげるとよいと思います。
4.ケージやクレートにひきこもる
ケージやクレートにひきこもるのは、犬が不機嫌な時に見せる仕草と行動である可能性があります。
誰にも構われることなく、ひとりきりで心を落ち着かせたいと思っているのだと思います。不機嫌なことで感じるストレスを最小限に抑えたいのではないでしょうか。
犬がケージやクレートに入るのは、体や心を休めたい時です。
ストレスを与えないためにできる工夫は、ケージやクレートをカバーやブランケットなので覆ってあげることです。薄暗い空間になるようにしてあげることで、よりリラックスできると思います。
まとめ
犬が不機嫌な時に見せる仕草と行動を4つ解説しました。
- ごはんを食べない
- 構おうとすると唸り声をあげる
- お散歩に行くことを拒否
- ケージやクレートにひきこもる
犬にも必ず不機嫌な時があります。滅多にない犬もいますが、ストレスが原因で不機嫌になりやすい犬もいます。
ストレスがゼロになる暮らしは難しいかもしれませんが、少しでも軽減できる工夫をしてあげることが大事だと思います。
不機嫌な仕草と行動を見せた時は、ストレスや刺激を与えることがないよう、しばらく放っておいてあげるとよいのではないでしょうか。