大型犬と暮らしたい!お迎えしやすい犬種は?
日本の住宅事情ではなかなか難しい面もあるとは思いますが、犬好きなら大型犬を自宅で飼うという情景に憧れを抱いたことが一度はあるのではないでしょうか。
そこで今回は、大型犬と暮らすために、お迎えしやすい犬種や飼うときのポイントについて解説します。
シベリアン・ハスキー
大型犬の中で比較的お迎えしやすい犬種は、シベリアン・ハスキーです。
オオカミを思わせるようなワイルドで凛々しい容姿を持つシベリアン・ハスキーは、優しく穏やかな性格と甘えん坊なところが魅力です。
近づきがたいイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、本気で飛びついたり咬みついたり、犬や人に攻撃を加えるようなことは滅多にありません。
それにはもちろん、飼い主の徹底したしつけがあってのことですが、元々生まれつき友好的な性格であることも理由のひとつです。
シベリアン・ハスキーを飼うときのポイントは、毎日しっかりとエネルギーを消費させてあげるということです。この犬種には、朝晩1時間程度のお散歩をするなど、かなりの運動量が必要です。
元々「そり犬」であった犬種であるため、ただお散歩をさせるだけではなく、ドッグランで思いっきり自由に走らせてあげる時間も必要だと思います。
甘えん坊な性格であるため、スキンシップやコミュニケーションが不足すると、ストレスを溜め込みやすい犬種でもあります。問題行動の原因にもなるため、毎日の触れ合いが大切です。
サモエド
大型犬の中で比較的お迎えしやすい犬種は、サモエドです。
サモエド・スマイルと呼ばれる笑顔が魅力のサモエドは、家族への愛情が深く、フレンドリーな性格であるため、家庭犬に向いている犬種です。
温厚な性格なので、高齢者のいる家庭でも安全に飼うことができます。とにかく遊び好きなので、小学生くらいの子供のいる家庭では、兄弟姉妹のような存在にもなってくれます。
飼うときのポイントは、真っ白でボリューミーな見た目からも分かるように、毎日のブラッシングを欠かさないことです。とくに換毛期には大量の毛が抜けるため、放っておくと体温の放熱が妨げられる原因になります。
また、高温多湿の環境では、皮膚疾患になりやすいのもサモエドの特徴です。毎日のブラッシングの時に、皮膚の健康チェックまで行うことが大事です。
ゴールデン・レトリーバー
大型犬の中で比較的お迎えしやすい犬種は、ゴールデン・レトリーバーです。
目にした瞬間に思わず撫でてしまいたくなるような美しい毛並みと人懐こい表情が魅力のゴールデン・レトリーバーは、コンパニオンドッグとしても愛される、高い学習能力を持つ犬種です。警察犬・盲導犬・聴導犬・セラピー犬・救助犬・麻薬探知犬など、幅広い分野で大活躍していますよね。
ゴールデン・レトリーバーは、その場の空気を読む能力にも優れていて、敏感で神経質な態度を見せる犬は滅多にいません。
また、美しい毛並みを汚してしまうことに抵抗がなければ、一緒にドッグスポーツやアウトドアを楽しむと良いでしょう。
飼うときのポイントは、学習能力の高さを活かした遊びを取り入れたトレーニング(しつけ)をしっかり行う、ということです。
大型犬ならではですが、リードを引っ張る力は強く、大人の男性でも転倒してしまうことがあります。しっかりコントロールできるようにしておかなければなりません。
飼えなくても大型犬とふれ合える方法
実際に大型犬を飼えなくても、大型犬をはじめ様々な犬種の犬とふれ合える施設があることをご存じでしょうか。
栃木県にある『那須どうぶつ王国』では、小型犬はもちろん、大型犬ともふれ合うことができます。犬のお散歩レンタルというサービスがあり、お散歩をしながら大型犬を飼っている気分を味わうことができます。
茨城県にある『つくばわんわんランド』は犬好きの人のための施設で、犬好きの人ばかりが集まる、人にも犬にも優しい場所です。
『つくばわんわんランド』内にはいくつか施設があります。「わんわんパーク」で人懐こい様々な犬と触れ合うことができますし、「わんわんレンタル」というサービスでは、お気に入りの犬を独占して広場をお散歩させることができます。また、犬とトレーナーさんの息の合った演技が見られる「わんわんステージ」も大人気です。
まとめ
大型犬と暮らしたい方におすすめするお迎えしやすい犬種を3つ解説しました。
- シベリアンハスキー
- サモエド
- ゴールデンレトリーバー
根強い人気を誇る小型犬ですが、やはり大型犬を飼うことに憧れを持つ人もいます。
お散歩が大変そう…しつけが難しそう…そもそもスペース的に…などと、大型犬を飼うことを躊躇する理由も様々あるかと思います。しかし今回の記事で、少しでも大型犬の魅力に気づいていただけたら嬉しいです♡