留守中に愛犬を預けるのに最適なのは?
たとえ数日であっても、預けられる愛犬への肉体的・精神的な負担は飼い主の想像以上です。長期的に預けるとなると、かなり慎重に預け先を考えなければなりません。
愛犬を預ける時は、預けられる愛犬だけではなく、預かる側のことも考える必要があります。
動物病院
留守中に持病を抱える愛犬を預けるのに最適なのは、動物病院です。愛犬の健康状態を把握している、かかりつけの動物病院がよいと思います。
毎日のお薬の投薬が欠かせない犬である場合、しっかり管理ができることも大事ですし、服用量やタイミングや飲ませ方などを熟知している人がいる環境がよいと思います。
また、動物病院では、愛犬の病状に急変があった場合など、すぐに診察や治療を行ってもらうことができる環境が整っています。
ペットホテル
留守中、「他の犬との接触は控えた方がいいかも…」という事情を抱えた愛犬を預けるのに最適なのは、完全個室のペットホテルです。
ペットホテルでのお預かり事情は様々なので、慎重に丁寧にじっくりと下調べをする必要があると思います。
- 1匹に1人の専任のお世話係りがいる
- 24時間の見守りがある(無人になる時間がない)
- 飼い主も見守りができる(ペットカメラの映像を見ることができる)
- 冷暖房が完備されている(温度湿度の管理が徹底されている)
愛犬にとって必要なお世話や環境が全てが揃っているペットホテルを選ぶことが大事だと思います。
なお、ペットホテルによっては「子犬と老犬は要相談」「混合ワクチンを接種済であること」「狂犬病の予防注射を済ませていること」「ノミやマダニの予防を定期的に行っていること」などが預かりの必須条件になっている場合もありますので事前の確認が必要です。
ペットシッター
留守中、「自宅でお世話してもらいたいな…」という場合に愛犬を預けるのに最適なのは、ペットシッターです。
- 朝と夕のごはんとトイレのお世話のみお願いしたい
- 老犬なので他所に預けるよりも自宅で過ごさせてあげたい
- 退屈しないように遊び相手になってほしい
- ストレスが発散できるようにお散歩に連れて行ってほしい
ペットシッターであれば、このような細かい希望にも対応してもらえます。
なお、ペットシッターを利用して「朝と夕のごはんとトイレのお世話のみ」「お散歩だけ」などの短時間での預かりを希望する場合、他のサービスと違い、お世話して頂く以外愛犬がひとりでお留守番する時間が長くなってしまいますよね。
そのような場合でも、何かあった場合にすぐ対応できるように、飼い主が24時間体制で見守ることができるペットカメラの利用も併用されることをおすすめします。
ほかにも、依頼した時間外でも愛犬にもしものことがあった時すぐに駆け付けてもらうことが可能であるかどうか、かかりつけの動物病院へ連れて行ってもらうことができるかどうか、など、いざという時に対応可能なペットシッターを選ぶこともおすすめしたいです。
実家
留守中、「他人に預けるのは心配だな…」という場合に愛犬を預けるのに最適なのは、実家です。
一人暮らしをしている飼い主が愛犬を実家に預けている、という話はよく聞いたことがあるのではないでしょうか。
- 犬を飼ったことがある
- 愛犬と慣れ親しんでいる
最低でもこの2つは実家に預ける場合の条件として当てはまった方がよいと思います。
一度も犬を飼ったことのない人が預かるのは、預かる側に大きな負担がかかります。怪我や事故などのトラブルも起きやすいですし、愛犬の命にも関わる恐れがあります。
まとめ
留守中に愛犬を預けるのに最適なのはどこなのかを4つ解説しました。
- 動物病院
- ペットホテル
- ペットシッター
- 実家
持病を抱える愛犬や老犬を預けるのは心配ですよね。できる限り預けることがないように努力されているのではないでしょうか。
慣れない環境におかれると体調を悪くしてしまう、飼い主や家族以外の他人に全く慣れていないなど、事情を抱えた愛犬を預けなければならないこともあると思います。
それでもどうしても預けなければならないことがあるかもしれません。そんな時、少しでもお役に立てると嬉しいです。