ドッグフードがダメになる『やってはいけない保存方法』
みなさんは愛犬のドッグフードをどんな方法で保存していますか?
実はドッグフードは間違った方法で保存すると、劣化する恐れがあります。
そこで今回は、ドッグフードがダメになる「やってはいけない保存方法」をご紹介しますので、思い当たるものがあれば改善するようにしましょう。
1.密閉できない袋や容器で保存する
ドッグフードを密閉できない袋や容器で保存すると、空気に触れて油分が酸化して腐ってしまう可能性があります。
開封した袋を「開け閉めが面倒だから」といって開けっ放しにしたり、密閉できない瓶を「おしゃれだから」と使用してはいけません。
開封済みの袋を輪ゴムで縛って保存する方もいるかもしれませんが、その方法も空気が入ってしまう可能性がありますのでやめましょう。
2.ドライフードを冷蔵庫に保存する
ドライフードを冷蔵庫に保存するのはNGです。
冷蔵庫に保存したドライフードは、取り出した時に温度差で結露が発生し湿ったり、カビが発生する恐れがあります。
パッケージに書かれている「冷暗所」という文字を見ると、つい「冷蔵庫に入れなくては!」と冷蔵保存してしまいそうですよね。しかし、「冷暗所」とは日光が当たらない温度が一定の涼しい場所のことを指し、冷蔵庫に保存するという意味ではありません。誤って冷蔵庫に入れないようにしましょう。
なお、冷凍庫も同じ理由から保存場所として適していません。『要冷蔵』『要冷凍』と『冷暗所』の違いを正しく理解しておきましょう。
3.直射日光が当たる場所に置く
ドッグフードは直射日光が当たらない場所に保存しましょう。
直射日光が当たる場所に保管してしまうと、太陽の熱によってフードが酸化する恐れがあります。
家の外や窓の近くなど、直射日光が当たる場所は避けて保存してください。
4.長期間保存する
いくら正しい保存方法をしても、長期間放置されたドッグフードは未開封でもダメになる可能性が高いです。
ドッグフードには賞味期限がありますので、パッケージに記載された日にちを超えた場合は処分するようにしてください。
開封済みのドッグフードの場合は、ドライフードなら1ヶ月、ウェットフードの場合は当日中~遅くても翌日までには消費するようにしましょう。
ドッグフードの正しい保存方法
ドッグフードは、基本的にパッケージのまま保存してOKです。ドライフードのパッケージには密閉できるファスナーがついていることが多いので、しっかり封をすればそのまま保存することができます。
常温で直射日光が当たらない涼しい所に保存しましょう。
ファスナーがついていないフードの場合は、食品保存用袋や密閉容器に移し替えるか、ドッグフード専用のストッカーにパッケージごと入れておくと安心です。脱酸素剤や除湿剤を一緒に入れておくのもオススメですよ。
フードを小分けにして保存すれば、空気に触れる頻度が減って酸化しにくくもなります。
ウェットフードは開封後すぐに使い切るのが理想的ですが、トッピングとして使っていると余ることも多いと思います。そんな時は、しっかりラップをしたり、食品保存用袋に入れて冷蔵庫に保存し、翌日中には使い切るようにしてください。
- 高温多湿の場所は避ける
- 常温で保存する
- できるだけ空気が入らないようにする
- 開封後は早めに使い切る
ドッグフードは以上のことを意識して保存しましょう!
まとめ
ドッグフードは間違った保存方法をしてしまうと、酸化したりカビるなど、本来の品質を保てなくなってしまいます。
愛犬に劣化したフードを食べさせてしまうと、下痢や嘔吐などの症状が出てしまいます。くれぐれも、ドッグフードの保存方法は間違えないように注意してください。
正しくドッグフードを保存して、愛犬に新鮮で美味しい食事を与えましょう!